今日も、明日も、明後日も、
kittyと暮らしておりますと、
毎日なにかしらの妄想を繰り広げてしまいます。
kittyと暮らす以前から、
短い物語を書いたりするのが好きでしたので、
そして、それは、
妄想したものを文字にしていくという作業ですので、
長らく妄想を繰り広げながら生きてきたというわけですが、
kittyとコミュニケーションを取るたびに、
kittyのこの表情はこれを訴えているのだろう、
というものを読み取った気になって、
そこから僕の中で会話を進めていく、
そんなことをしております。
kittyが言葉でもって応答しない限りは、
僕の妄想は現実のものになり得ませんので、
kittyと暮らしている間は、
妄想を繰り広げ続けなければならないということでございます。
好きなのでしょうがありません。
僕は’’おままごと’’といったものに、
全くもって関心の持たない子どもでありましたが、
むしろ、
その当事者にだけ見えている世界に恐れさえ抱いていた子どもでありましたが、
大人になって、
kittyという猫を相手に’’おままごと’’のようなことを、
毎日、展開することになるとは微塵も思っておりませんでした。
kittyが新しい世界の扉を開いてくれたようです。
開けた扉は責任を持ってながく開け続けてくれないと困りますよ、kittyさん。
僕たちの会話にkittyは’’He’’として登場するわけで、
日本人である僕の言語的感覚からすると、
kittyを’’He’’と呼び続けているせいか、
猫よりも人に近い感覚を抱いているようでございます。
ですので、
まだ言葉を持っていない赤ちゃんと接しているような感覚で、
赤ちゃんができたなら、
という疑似体験をしているような気分さえします。
そんなに子育ては甘くない、
ということも分かっているつもりではございますが、
子どもを持ったことがない、
ということを加味してご理解していただけますと幸いです。
これからも妄想を繰り広げる日々が続いていくわけですが、
飛躍しすぎないように冷静に妄想を楽しんでいきたいところでございます。
突飛な妄想になってしまいましたときには、
kittyに後ろ足で蹴ってくれるよう頼んでおきましょうか。
少しでも良いなと感じていただけたなら幸いです。 Instagram : clemandhiro こちらもどうぞよろしくお願いいたします。