長い助走
大変な夢でも見たのでしょうか。
発作を除いて、すやすやと眠れる夜を数ヶ月過ごしてきていたようなのですが、先日の夜は、一人大運動会が催されまして、家中をとことこ走り回り、本棚にジャンプして外を眺め、爪研ぎをし、kittyが一日の間に行うほぼすべての活動をぎゅっと凝縮した催しもの。
発作を起こしたこともあり、彼女も僕も、そのことを心配しつつ眺めていたのですが、しばらくして彼女がkittyを抱き上げると、すぐさま、ごろごろごろごろ、鳴らし始めまして、そういうことだったのか、と、安心。
もう一度眠りに戻ろうとしておりますと、再び、とことことことこ、軽快に走る音が響いてきまして、また?と起き上がりますと、次に、がっがっがっがっ、トイレの砂をかく懸命な音が聞こえてきまして、再び、そういうことだったのか、と、安心。
長い長い助走だっただけのよう。
ここしばらくはすんなりと済ませていたので忘れておりました。
ハッピータイムですっきりとし、そのあとは、やりきったという表情で、すやすや眠りに。
眠っているときの表情が一番安心する今日この頃でございます。
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