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日向でころころ

kittyは日向で身体をころころさせるのが、
とても好きなようでございます。
部屋の中でころころするのは、
滅多にありませんが、
ベランダに出たときはノンストップ。
洗濯物を干すときなどに、
外に出してやることがありまして、
そんなときは、いつも、
みゃっ
と、一つ挨拶をしてから、
ベランダへ出て行きます。
ご飯を食べるときに「いただきます」をするような、
そんなお行儀の良さを感じております。
勝手に。
さておき、陽の当たる場所へ駆けて行って、
すかさずごろん。
そして、壁を蹴ったりしながらころころ。
時折、僕たちの視線を感じて、
みゃっ
と、身体を起こすこともありますが、
そんなものは束の間で、
また再びころころ。
少しづつ汚れていく肉球を、
なにかを確認するように舐めてみたり、
自分が動き回るから動き回るしっぽを、
必死に取り押さえて、また、舐めてみたり。
ころころ、なめなめ、
これぞfreedomという光景。
三分もすれば、
はあはあ
と息があがって、
そのままそこで寝てしまいそうになることは定番。
窓を閉めて、
しばし放置していると、
部屋に戻って定位置で眠りたくなるのか、
みゃっ
と鳴いてこちらを見つめてきます(僕の中でこれは「ごちそうさま」)。
その声を聞きますと、
僕か彼女が、
Do you want to come in?
窓を開けてさしあげます。
すると、部屋にジャンプイン。
身体をなめなめして落ち着き、
汚れた肉球をこちらに向けながら、
定位置で安心してすやすや。
肉球を拭きたい、
という思いが少なからず芽生えますが、
すやすやと眠りますかわいらしいお顔を見ますと、
そんなことはできるわけもなく、
自分で舐めて綺麗にするのを待つしかないよね
と、いつもの着地点。
I know your feeling
とでも言いたげな彼女の表情にも、
No
と突きつけて。
kittyのかわいらしさにはお手上げでございます。

少しでも良いなと感じていただけたなら幸いです。 Instagram : clemandhiro こちらもどうぞよろしくお願いいたします。