ふわふわ

kittyの手のふわふわを見ていますと、
やさしく握手をしたくなります。
僕が手を差し出しても、
kittyは握り返してくれることはありませんので、
僕からその手でkittyの手を迎えに行くことになります。
眠たいときなどは、
そのまま握られたままきょとんとしているのですが、
そうではないときは、
やめてくれますか
毅然とした態度で手を引っ込めてしまいます。
ですからそんなときは、
kittyが自らの手を舐め出すのを待ちます。
味わっているわけではないのは分かっておりますが、
こんな美味しいものはない
そんな恍惚の表情に見えまして、
もっと舐めろー
そう思うわけであります。
誰かがなにかを美味しく食べている姿を見るのが好きですので。
彼女に手のふわふわのことを伝えると、
They are so cute right?
同意してくれまして、
あれ、もしかすると僕以上に好きなんじゃないか、
そう思わせる感情のこもった返答でございました。
やっと気がついたか、
そのような。
それから、
外猫の場合はそのふわふわがなくなってしまいがちなことを教えてくれました。
家猫じゃないと残らないそうですね。
外で猫を見かけた場合は観察したいと思います。
猫には肉球があって、そのぷにぷにしたのがかわいいらしい、
kittyに会うまではそのようなイメージを漠然と抱いておりましたが、
肉球よりもそれを覆うように生えているふわふわのほうが、
僕には魅力的に見えます。
丸くてふわふわで、
トトロのようだと勝手に感じております。
書きながら握手をしたくなったので、
試みてみましたが、
毅然と断られた上に、
後ろ足でキックを見舞われてしまいました。
気分ではなかったようでございます。
うとうとし始めるまで待ちましょう。