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恥ずかしさ

豪快なあくびをしてしまいそうなとき、
とっさに手で覆ってしまう人が多いと思いますが、
kittyはそうではありません。
もちろん。
猫を飼っている方はよく見る光景でしょうね。
見つめ合っているときであっても、
ぐわっと口を開けて、
そしてそれからむにゃむにゃ。
そしてまた見つめ返してきます。
そんなことをされてはこちらは真顔ではいられませんので、
くすっと笑ってしまいますと、
なにを笑っているの?
きょとんとした表情で静止。
kittyは頭の先からつま先まで、
どこを見られても恥ずかしそうにすることはなく、
見られるままに見られておりまして、
他人に見られたくない姿はないようでございます。
強いて挙げるならば、happy timeでしょうか。
僕はと言いますと、
窓から見える遠くの山々を眺めていることがあるのですが、
そのときの表情が大変真剣に見えるそうで、
また、手を後ろに組んで姿勢良く立っているそうで、
彼女にそれを指摘されてから、
深い意味はなく山を眺めているだけだから
そう宣言してから眺めるようにしております。
窓際まで吸い寄せられるように歩いて行って眺めているという、
自分でも意識したことのなかった癖のようなものを、
自分で気付く前に彼女に気付かれたことで、
無意識的に行動しているときがあったんだ、
という驚きとからくる少しばかりの恥ずかしさがあるのだろうと思います。
何か変な寝言を言っていたよ
そう指摘されるのと似たような感覚でしょうか。
kittyと同様にあくびを見られようが、
加えて、げっぷであってもおならであっても、
恥ずかしさは全くありませんが、
そこに少しの恥はあったほうがよいのかもしれませんが、
なんにせよ恥ずかしさはなく、
無意識の行動を指摘されたときが、
一番恥ずかしさを感じるようであります。
彼女に関しましてはよく赤面しておりますので、
またkittyや僕とは少し違うよう。

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