八方美
昨日は仕事で
気づけばリードして
より良い仕組みを考えている
気づけば質問が集中している
親切に返答している
気づけば時間は無くなって
残ったのは信頼感と疲労感
求めていない
んー
自分の中の意識がでかくなってる
世界が狭くなる
やめよう
認められたくない
でも
嫌われるのが怖い男がいる
面倒だしつまらないことはやりたくない
ただ求められると
全力をもって応える
男は信頼される事を悪くないとも感じ
お願い事は増える
そして男は自分の時間が無くなる事を
空に嘆き
自分の無能感に囚われ絶望する
周囲は思う
あの男は断らない
使い易い
対価も求めない
安い
男はそれに気付かないが
男は思う
周りに価値を委ねることを止めよう
本当の幸せを求めよう
それが何かはまだ知らないが
いつか得られると信じよう
虚構の信頼は易くて安い
虚構の世界からは
簡単には脱しない
ただ子供の頃に見えた幸せな風景
今も見ようと思えば見える
遠くなったようにも感じても
いつか帰れると信じて歩もう
幸せの世界までの道のりは大変そうだと
気合いを入れ
思い留まる
道のりは知らない
誰も知らない
道のりは進んだ後に見えるだろう
なら
道の先には
野花が咲いていても良いだろう
ワクワクしながら
前や周りを見て足を踏む
男の目には幸せが見えている
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