決算忠臣蔵を見る

映画を見た。アナと雪の女王2もやっていたが、
決算!忠臣蔵を見ることにした。

忠臣蔵と言えば、何を思い浮かべるのか。日本人の心。忠節、恩義、君主を敬う等、様々。キャストも浅野内匠頭は色白の色男だし、大石内蔵助はガタイの良さそうな温厚な人。吉良は意地悪なおじいちゃんだし、まぁ、日本人には見やすい作品だと思います。

しかし、この映画を見るときは、その概念は一切忘れて下さい。タイトル通り、予告通り、この映画は、お金の概念で、忠臣蔵という作品を進行します。お蕎麦が1杯480円と換算します。

考えてみれば、討ち入りをするのには、お金がかかる。江戸に部下を住まわすだけで、家賃、食費がかかる。赤穂から江戸に向かうのにもお金がかかる。お値段を丁寧に解説します。

あと、昔の忠臣蔵ではなくて、最近の調査で分かった忠臣蔵の謎も紹介しています。おそらく昔の忠臣蔵では、そこまで、再現した事が無かった事実もあります。

あと、全編、関西弁です。吉本興業が絡んでますので、吉本のタレントさんがたくさん出てきます。途中で、あれは吉本or非吉本?と遊んでみても面白いのではないでしょうか?

いつの時代も、財政に於いて、お金を切り詰めていくのは当然のことです。しかし、武士側はそれを分からず、守らず、あれやこれやにお金を使う。足りなければ税金や年貢を増やせば良い。これじゃいつまで経ってもお金は備蓄できない。今の日本と同じ、

それと、大石の開城や討ち入りなどをやるかやらないかの迷いで費用が左右されていきます。それを切り持つ勘定方のお仕事も大変です。

でも、そんなお金だけの話でも、感動する場面があります。どこかはわかりませんが、ぜひ見てください。

#映画 #決算忠臣蔵 #岡村隆史 #堤真一 #忠臣蔵 #桂文珍 #桂文枝は出ない


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?