テレビ番組を思い出す 1986年「鶴ちゃんのプッツン5」

「プッツン」という言葉が流行語になった。

元祖プッツン女優「石原真理子」なんていう方もいました。

「プッツン」頭にきてしまった擬音、転じて、常人では理解できない行動をする人もこの表現をする様になる。

この言葉を流行させたのが、片岡鶴太郎さんでした。若い皆さんは、俳優でしょと思われる方も多いと思いますが、片岡さんは芸人さんで主にモノマネをされる方でした。

小森のおばちゃまだったり、フランソワードモレシャンだったり、近藤真彦もやりました。

そんな鶴ちゃんの番組の特徴は、素人だったり、芸能人でもそうですが、アクの濃い方が出てくるという事。鶴ちゃんは普通に質問するのですが、その答えが飛んでいて、鶴ちゃんが腹を抱えて笑うというのが定番でした。

杉平助さんはご馳走だった様で、色々と話を振っては笑い続けていました。

アイドルの頃の宍戸留美や早坂佳恵も同じように弄り、バラエティアイドルとして確立していきました。

プッツン5の中でも有名なのは、笑福亭笑瓶さんのキャラコーナー、

笑瓶さんの十八番ウィッキーさんのモノマネ等もここからスタートし、

鶴瓶さんの一番弟子で、落語家さんだったなんて誰も思いませんでした。

ジミー大西さんも様々なコーナーで活躍していました。

このように、片岡鶴太郎さんは人の面白さを導くのがうまく。恐らく、本人は思いもよらない笑いの才能を見出された感じがしました。

ゲストコーナーも珍しくて、永六輔さんが出たり、山田康雄さんにお笑いスター誕生のパクリのコーナーのナレーションをさせたり、と

楽しい番組でした。この番組が終わってから、片岡さんもバラエティ番組から見なくなってしまって寂しかったです。

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