便利はドラマを産まない


先日ガストに行った時、入った瞬間猛烈な違和感に襲われた。

スタッフが一人もいない!!!!!

入店時に人数を入力し、テーブル番号の指示に従って席へ

タッチパネルで食べたい商品を入力し

猫の姿に扮した機械が商品を運んできた。

食べ終わったらお会計ボタンを押して

無人のレジで支払いして退店。

すごく便利だなと思ったが、

はっきり言おう。

こんなのは飲食店じゃない!!

少なくとも私はもう行きたくない。

なんの発言力もない人間だから言わせてもらうと

ここまでして運営する必要があるのかとさえ思う。

飲食店は「人が作る付加価値」が最大のスパイスだ!!

「いらっしゃいませ!」というお迎えの言葉
目の前で焼くお肉の煙
テーブルに来た時のじゅうじゅうという音

もちろん人が作るものだから、ミスも出てくる。
しかしそれすらも醍醐味ではなかろうか。

確かにこういうことを無駄だと思う人もいるのかもしれない

しかし飲食店という付加価値を作る立場として言わせてもらうと

このような便利をある程度制限する必要があると思う

付加価値の創造は不便という無駄の上に成り立っている

このまま便利を追求してしまうのならば

将来飲食店は無くなっているかもしれない。

その時に後悔しても遅いのだ!!



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