カップヌードルを目指すのが正解②

商品の入替が激しいコンビニ業界でも

どこのコンビニにも必ずある商品

一日何回も食べる事は無いが

必ず月に一度は食べたくなる!

それがカップヌードル!!!!

カップ麺業界でも1番のロングセラー商品でしょう。

あれだけ永く支持されている商品は

商売の視点で見ると

「美味しすぎる」

商品なのです

老若男女、どの世代にも好まれる味で

もう日本国民の遺伝子に刷り込まれた

これ以上ないと言うくらいシンプルで基本の味

その商品を太い軸として、商品のバリエーションを増やしていく

ぶれない軸があるので、バリエーションの商品群は多少冒険しても大丈夫

食べた人の反応がイマイチだったとしても

やっぱりカップヌードルが1番!!

となるからです。

その戦略は強い商品の持っているからこそ取れる戦略で

美味しすぎる商品が売れたからと言って

そのバリエーションを増やしたとしても

時間を掛けて育てた軸を持ってないと

やっぱり!…

と、戻って来るところが無い

やはり短命で終わってしまうのです

飲食店の業界も同じで

何年か前にタピオカが流行りましたが

今ではほとんど目にすることはなくなりました

タピオカ自体が美味しすぎると言う事ではなかったのですが

タピオカを飲む事がトレンドだったのです

思ったより残りましたが約3年ほどの命でした。

今居酒屋業界でも「バズる」商品が横行しています。

これはひとえにInstagramなどのSNSで

注目されたいという消費者が増えたことで

お店側もお客様に来店していただくために

「バズる」商品を作っていると思いますが

「バズる」ことを目的とした商品は

本来飲食する上で一番大切な

「味と価値」が不足している気がします。

我々飲食店は今一度、「商品」に対する考えを

改めなければならないのかも知れません





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?