【私の話Vol 33:魔法のリングにkissをして】

私が生まれて初めて行ったコンサートが岡本真夜さんのコンサートでした。新宿の歌舞伎町を抜けてコンサート会場まで友人と歩いた際、大人の階段を登っている気がしてワクワクしたのを覚えています。

生まれて初めてという事もあり、岡本真夜さんの生の歌声や演奏にただただ感動しました。テレビの中の人が目の前にいる事、歌により人はここまで惹きつけられるのかと衝撃を受けました。

コンサートのタイトルにもなっており、ラストに披露された曲が、
『魔法のリングにkissをして』。
事前にCDを聴かずに当日生まれて初めて聴かせてもらいました。美しいメロディーと素敵な声、歌詞の美しさに魅了されました。その気持ちは今でも忘れません。

『空 高く 見上げよう
不安や寂しさ 消えるように
愛や夢や 二人のこと
信じ続ける強さがほしい

好きな歌を 口ずさむよ
私が私であるために
“お守りだよ”と あなたがくれた
魔法のリングにkissをして』

私は世界一愛する人に指輪の贈り物をしました。
完成は来月ですが、一緒に買いに行く事が出来た瞬間は本当に幸せでした。

何故指輪を贈りたかったのか?
それは、指輪が真実の愛を表現する上で最上の象徴であると考えている事。
もう一つは、物理的には離れていても、心は繋がっていられるという事を目に見える形にしたかったという事だと思います。

未来の保証は誰にも出来ません。
私は、未来の保証をする方法が無いのかを毎日考え模索しています。おそらく、歴史を作り上げてきた先人達も皆、未来の約束を具現化するために様々な努力を重ねてこられたのではないかと思います。

でも、残念ながら、そんな方法存在しなくて、我々に与えられているのは常に『いま』だけです。我々にはどんなに抗っても『いま』しか与えられません。
この与えられた『いま』という瞬間に感謝し、未来のために今日出来る事を本気で考えて行動に移すしかない。
『いま』この瞬間に動き出す者にだけ未来が与えられる。それが最も尊く、願う未来を創り出す唯一無二の方法です。
我々に与えられる『いま』は、願う望んだ未来からの贈り物なのかもしれません。
だから英語では、いまを『present』と呼ぶのだと思います。

愛する人へ
指輪を贈らせてくれて本当にありがとう。

あなたの人生にとって、
幸せになるために、
私が必要であれば、
どうかそばにいさせて下さい。

必要じゃなくなるその日まで
そばにいさせて下さい。
私はあなたを愛しています。

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