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相手を慮(おもんぱか)り過ぎないこと

マッサージの予約を断りました。
その断り方について。

数日前から喉枯れが続いていて、しゃがれ声な私。
職場では心配をされつつも、
声変わりか!?そのうち喉仏がでてくるんじゃないか!?
なんていじられながら過ごしています。

さて、今日は1ヶ月前に予約したマッサージの日でした。
朝、子どもたちにまだ声が枯れていると言われ決意。
早い時間にキャンセルの連絡をしようと
携帯からお店の公式LINEにメッセージを打ち込みます。

『数日前から声枯れがしてて、今日もまだ万全ではないので…』
ここまで打って、これじゃあ熱が出ていないんなら来れるでしょ、なんて思われるかな?実際、声枯れだけで元気なんだよね…いかんいかん、ちゃんと薬飲んで早く寝てるし、マッサージに行くならしっかりおしゃべりも楽しみたいんだ!今日は安静にしたいんだ、 と初心に戻り文章を削除。

『体調不良が良くならなくて、○○さんに迷惑がかかると思いますので今日はキャンセルさせてください…』
これもなんだか、相手の思惑を(勝手に)先読みして、(さらに)相手を気遣っているようだけど、キャンセルするのは自分都合なんだよね…なんだか気持ち悪いわ、と思い削除。

『おはようございます。すいません、今日の予約なんですが、体調不良が良くならないので、キャンセルをお願いします』
…うん。これならキャンセル理由と謝罪がほどよく相手に伝わるかな。

数分後。お店から返信がありました。
『おはようございます。かしこまりました!お大事になさってください(絵文字)』
こちらも、挨拶→了解したこと→気遣い とシンプルな返信でした。
既読がつくので返信はしません(私はいつもこのスタイル)。
お友達なら、ここで、おじぎかまたねのスタンプを押して終了します。

<<人に何かをお願いするときのポイント>>
理由と目的をはっきりさせる。

いろいろ言葉を重ねても↑が伝わらないと《何を言っているのかわからない人》になります。私は仕事柄、課程を大事にしますので、プロセスもしっかりと相手に伝えねば、伝えたい、と思って生きてきました。しかし、それをまどろっこしいと思う方も多いようで、社会人なりたての頃はよく失敗しました。今も油断しているとやらかします。そうそう、幹より枝葉の部分を多く伝えてしまうと、相手の興味関心を誘発してしまって、肝心のお願いから話がそれてしまうこともありますね。お友達や、気の知れた同僚ならその後にカバーのしようがありそうですが、上司や取引先だとそうはいきません。

《必要以上に相手の時間を奪うことはしない》方が身のためです。



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