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怪談・・・かな?

【まず読んで!!!】

※初見さんのために、毎回、貼り付けることにしております。==================================================
このnoteでは、怖がりな私が「ホラーゲーム」を紹介しています。
恐怖・グロ・血液・ゾンビ・猟奇・幽霊・遺体など、
ホラゲ特有の用語はもとより、ときおり動画なども紹介します。

動画の紹介では、配信者のオリジナルの「サムネ」が表示されます。
また、私自身も「切り抜き」などで、関連の画像を表示します。

これらは、ゲーム実況や、Vtuberの方々の「応援」を第一義としつつ、
ホラゲ好き、または、配信者を応援する方と繋がる機会を持ち、
一緒に応援意見交換ができることを期待しているためです。

よって、健康上または精神上のリスクを抱えている方について、
それらを悪化させる意図のもとで公開しているのではありません。

該当しそうな方は、今後も本noteを閲覧しないよう、お願いします。
なにかあっても、私は責任を一切負えません。

同じく、不用意に、興味本位などで読むことも、おやめください。
見て「トラウマになった」などと難癖をつけられても、困るだけです。
同様に、個人を誹謗中傷、攻撃するため読むことも、おやめください。

以上、理解、実行できる方のみ、
そして、一緒にホラゲを楽しんだり、応援してくださる方のみ、
これからもよろしくお付き合いください。
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おっさんでーす。ほらこわです。

7月5日(金)、今日は暑かったなー。
昨日も暑かったけど、暑い越えて痛かったな。

ちょっとスクーターで出かけたんだけどさ。
腕とか、なんか日焼けというより、赤い斑点出たのよ。
ピンで突きまくった羊毛フェルトかってぐらいの斑点だぞ。
ゾンビ化の前触れかな(笑)

それはいいとして、
いま、いろんなところで道路工事やってるじゃん?
で、急いでるときに「片側通行」で「待機」するとかあるじゃない。

そんときさー。まあ、もちろん「まだかなー」とか思っちゃうんだけど、
とくに「誘導員」の人? この強烈な暑さの中で、突っ立ってさー。
自分も跳ね飛ばされたりしないように注意してさー。誘導してさー。
すれ違うとき「ご苦労さんです!!」って、声出ししてるからね、私。

そんなわけでねー。
今日は「自分の怪談話」をするよ(笑)


夏といえば「ドリフだって怪談」だろ?

私、ホラー嫌いなんですよ。
幼い頃、「ドリフ」とか「バカ殿」とか、夏になると、
決まって何かしらホラーネタがあってさー。

「だいじょうぶだあ」とか「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」
ここらへんは記憶薄いけど、ホラーネタあったのかなあ?

代表的なのは「バカ殿」で、これはナゾの美女みたいな腰元が登場してさ。
バカ殿が若い女と一緒にデレデレしてベッドインすると、
振り返ったら血まみれの女だとかね。

ほかにも、城の廊下を歩いているとき、柱があって、
この柱を通過するごとに、「綺麗な腰元」と「ヤバイ幽霊」が、
入れ違いになる、みたいなのもあって、あれも怖かったなー。

Youtubeの動画でも、7月後半ぐらいかな。
夏休みの時期になると「怪談企画」がちらほらアップされるよな。
あれ? セミが鳴いてんな~とか思ってたら、
そのうち「シャワシャワシャワ!!」ってなるみたいにな(笑)

いつの間にか、私のYoutubeトップ画面が、
もう「怪談」とか「ホラー」で埋め尽くされるんだよ。

私が「ホラゲ実況」を好きになってから、
ただでさえ、トップ画面のサムネが「ホラーゲーム一色」になってんのに。
実際は「ありがた迷惑」なんだけど、機械の仕事だから仕方ないな。

そこに、「エガちゃんねる」が割り込んでると、安心すんだよ(笑)
あと「【期間限定公開】」の「北斗の拳」な!(笑)

思えば「北斗の拳」も、北斗神拳炸裂で、やられた敵の42様は、
もはや「ホラー」なんだけど、なんでかあれは「ホラー」枠外なんだよ。
あれは「技」だからいいんだよ(笑)

でも、ホラーって「技」じゃないじゃん。
だから逆に言うと、怪奇ゲームみたいな実況を観るときは、
「スタンド」みたいに認識すると、ホラゲも見やすいんだよ。

どこかに潜んでる「スタンド使い」がいて、そいつの繰り出す、
「幽霊」型のスタンドが突然現れる、みたいに動画を無理くり認識すると、
なぜか、そこそこ「ホラゲ実況」でも観られるんだよ!
そもそもスタンドの初期設定って「幽波紋」だったもんな!(笑)


現代の「百物語」

そういや、私の好きなYoutuber「弟者」さんたちが、怪談話やってるよな。
【夏のホラー・怪談スペシャル】2broRadio【vol.169】

サムネからも分かるように、これは「百物語」の体裁をとったものだ。
若い世代には「百物語を知らん」という方もいるだろう。
怪談好きには常識だけど、いちおう書いておくぜ。

百物語ってのは、簡単にいえば「肝だめしイベント」で、
夜中に、どっか広間とかスペースを借りて、
そこに「怪談を語る連中」を集めるわけだよ。人数は決まってない。

ただし、かならず「ローソク100本」を用意しておく。
イベントが始まる準備として、ローソク100本に火をつけておく。
で、1つの話が終わったら、1本のローソクの火を吹き消す、と。
これを100回=100話が終わるまで続けるわけだ。

そして、100話目が終わったとき、
つまり、100本目のローソクの火を吹き消したとき、
真っ暗な部屋に「怪異」が現れる、っていうことなんだよ。

これが「百物語」の基本なんだけど、
実は、これ、マジでやろうとすると、とてもハードルが高い。

そもそも「人集め」が難しい。

これは、単なる「人集め」ではない。100人集めようとかではない。
平たくいえば「上質な怪談を知ってるやつ」を集めるってことだ。
たとえば「その話、知ってる~」では、相手も怖がってくれない。
オチの分かるコントほど、つまらないものはないだろ?

次に「時間」の問題がある。

たとえば「怪談」を1話、語るとして、その語りは何分になるだろう。
早口では面白くない。じっくりと、緩急をつけて、声のトーンも重要だ。
あまり長いと、頭に話が入ってこないし、話が複雑だとつまらない。
そうなると、だいたい5分ぐらいで終わる、という感じだろう。

それが「百物語」だから、合計500分。これって、8時間20分だぞ!
草木も眠る丑三つ時、午前2:00にゴールしよう、と思ったら、
午後5時40分にスタートしないと間に合わない。
夏だとしたら、まだ明るくて、ホラー感ないぜ(笑)

語り手だって、ただただ、マシーンのように語ることは出来まい。
酒のひとつも呑むわけで、トイレにもいけば、飯も食う。
腰も痛くなって、ちょいと休憩、なんてこともあるはずなので、
ひとり5分というのは、実際には、単なる理想にすぎない。

最後に「場所」の問題だ。

そもそも、ローソク100本を置けるスペースってどんなよ?!
ローランドの自宅とかならいざ知らず、庶民が集まるとすれば、
常識的には「寺の本堂」ぐらいしかないのである。
まあ、「墓地」がセットだから、雰囲気は抜群だろう。

とまあ、昔は何かと不便があった。

それがYoutubeだと、まず「場所」の問題はあり得ない。
次に「怪談ができる人」でないと、そもそも配信せんだろ(笑)
中身がダメなら「いいね」がつかないだけだ。

あとは「時間」だが、これは、ライブ配信だとしても、
付き合ってくれるリスナーは、最後まで付き合ってくれるはず。
編集動画であっても、気長に見てくれるやつは、一人ぐらいいるだろう。

つまるところ、あとは配信者の努力の話であって、
考えてみると、いまほど「百物語」に適した時代はないのだ。


現代百物語のひとつとして。~「ドクロの悪夢」~

ということで、配信に適した時代だ、と書いておきながら、
noteに書く、というアナログの手法をとってみよう(笑)

私の怪談話は「ドクロの悪夢」だ。

私が、まだ小学校の低学年だったころ、
実家は、低所得者向けの2部屋しかないような借家で、
両親が隣の部屋でテレビなど観て楽しんでいるあいだ、
私は、別の部屋で、すでに敷かれた布団で寝かされていた。

母は私に「寝なさい」と言った。
両親の部屋では「面白そうなテレビやってる」と思いつつも、
隣室の布団から、その「音」だけを聞き、
私は、電気の消された部屋で、ひとり、布団にもぐり込んでいた。

どれぐらい寝たころなのか。
それとも、目をつぶった瞬間からなのか。
そのあたりの記憶は、はっきりしていない。

しかし、なぜだか分からないが、
とにかく、寝るたびに「ガイコツ」が私に襲いかかってきた。

その「ガイコツ」が、どういうものだったか。
これも、今となっては記憶があいまいだが、
小学生の「想像力」の領域を超えた、リアルな「骨」だった。
それも、1体ではなく、何体もいた。

襲いかかるといっても、別に殴られたり、蹴られたり、
そういう物理的なことではなく、
足元から来て「まとわりついてくる」という感じだったと思う。

私はそれが、とにかくイヤでイヤで、
振り払うために「目」を開く、という感じだった。
ただただ布団の中で「母さん、早く来てよ!」と祈っていた。

それと、これは今でもハッキリと記憶しているが、
なんでか分からないが、室内から「呼吸音」がするのだ。

子供だから、「大人の呼吸音」というのは、ちゃんと認識できる。
「スー、ハー、スー、ハー」という、大人が寝ているときの、
あの特有の呼吸音というのは、「川の字」になって寝た経験があるなら、
誰もが子供時代の記憶として、耳の奥に残っていることだろう。

それが、両親が「隣室」にいて、この部屋には「誰もいない」のに、
はっきりと「スー、ハー、スー、ハー」と、
私の「耳元」から、すぐそこにいるように、聞えてくるのである。

私は、子供なりの抵抗として、「掛け布団」を頭からかぶり、
そして、掛け布団をはがされてもいいように、ギュっと目をつぶっていた。
それでも、かぶった「布団」の外から、知らない大人の寝息が、
いつまでも「スー、ハー、スー、ハー」と聞こえてきたのだった。

この音は、両親がテレビを見終わって、ドタドタと足音を立てて、
部屋に戻ってくると、なぜか忽然と消失したのであった。

私はよく母に「ねえ、なんか誰かの呼吸の音がした」と訴えたものだが、
そのつど、笑って「誰もいないわよ」と無視されていた。

そして、私が知らぬ間に「寝る」という状態になると、
闇の彼方から、何体もの「ガイコツども」が、私に這いずってきて、
語るでもなく叫ぶでもなく、ただまとわりついて、私を苛んだのであった。

恐怖のあまり、途中で目が覚めて「母さん、ガイコツがいる!」と、
なんとか寝ている母を起こしたものだが、母は取り合ってくれなかった。
むしろ、急に起こされたので「早く寝なさい!」と、不機嫌だった。

だけど、私が目をつむると、「ガイコツども」は、調子に乗って、
私に襲いかかってくるのであった。

こんなことが、小学1~2年生の頃、ほぼ毎晩だったため、
今風に言えば、私はすっかり「ガイコツトラウマ」になった。
とにかく「ガイコツ」が嫌いだった。アニメで見るのも嫌だった。

そんな日々に、ふっと終わりが来る。

私が両親と寝ていた部屋というのは、8畳ほどの部屋であったが、
そこに布団を敷くと、足元の側に「タンス」があった。
タンスに並行して布団を敷くことはできなかったので、
おのずと、タンスに垂直に布団を敷くので、そのようになったのだ。

実は、そのタンスの上には、いろいろな種類の「こけし」と、
さまざまな神社や寺院の「お守り」が置かれていた。
母が旅行好きだったので、それらを買い集めていたのだろう。

なぜだか、あれほどたくさんあった「お守り」のたぐいは、
いま母に聞くと「そんなのあったっけ?」という反応なのだ。
しかし、たしかにタンスの上に、こけしとお守りはあった。
それは、私の覚えているかぎり、何十種類も雑然と置かれていたはずだ。

そして私が寝るとき、そのタンスにある「こけし」と「お守り」に、
いつも足を向けて寝ていたのであった。
思えば、私に襲いかかる「ガイコツ」の悪夢は、
こうした「バチ当たり」の結果だったのではないだろうか。

というのも、ある日、母が模様替えを試みて「こけし」の数を減らし、
タンスに「並行」に、布団を敷くようにした。

すると不思議なことに、その日から「ガイコツ」はパタリと消えた。

いつしか「お守り」は、「御焚き上げ」されてしまい、
すっかりとタンスの上から一掃された。

そうして、私の「ガイコツども」は、いつになっても出てこない、
不思議な「悪夢」として、記憶に姿を残すだけとなったのだった。

(ローソクを1本、吹き消す)

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