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大学生は就活をするという常識
AIが台頭して情報の移り変わりが速い現代では常識を疑う力を持つことがマストだと思う。私たちの身の回りのあらゆる前提を疑うことで時代に先取りした行動を取ることができるのではないかと考えている。
私はこれから大学4年になる。
世間一般では大学4年というと就活を頑張る的な常識だが、私は就活をする予定はない。私の大学(どこの大学でも限らず)ではほとんどの同級生が就活をしているから就活をしない私の存在は浮いている。
私の同級生は「なんでアイツは就活をしないの?」という気持ちで私を見ているだろうが、私からすると「なんでみんなは当たり前のように就活しているの?」と思っている。世間の大学生の大半は就活をするという前提(常識)を疑わずに就活をしている。高校生だってほとんどの高校生が常識を疑わずに大学に進学する。私も大学に進学する方が有利だろうという浅はかな知識で常識を疑わずに大学に進学した1人である。
しかしただ常識を疑えばいいというわけでもない。常識を疑ってどういう行動をするかである。
私は就活をしない予定だが、就活をしないという決断をした後にただダラダラしてたら、それは世間の逆張りした社会不適合者である。これなら就活をしてサラリーマンとして働く方がまだ良い。
さっき言ったことと矛盾するが、常識を疑うだけでも良い側面もあると思う。常識を疑うことで思考の幅が広がるからだ。
常識を疑わずに就活をする人と、就活をするという常識を疑った上で、就活するという選択をした人では同じ決断でも後者の方が合理的な決断を取ったと言える。
就活に限らず常識を疑うことは何においても重要だろう。iPhoneだって既存の携帯電話の常識を覆したし、Netflixだってレンタルビデオ屋の常識を覆した。イノベーションというのは既存の常識を疑って破壊することなのではないか、と私は思う。
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