見出し画像

「国民の税金を無駄に使うな!」はイマイチ好きじゃない。

タイトルのまんまです。
気持ちはわかるけど、何をもって「無駄」というのか。
それはきっと立ち位置によって変わること。
あるいは優先順位によっても変わること。
見方によっても変わるだろう。

税金はスポーツ振興や芸術、学術にも使われている。
それは関係ない人には無駄ってことになりはしないか。
それは無駄なのか?

我が家のカレーにじゃがいもは入れない。
味がぼやける気がするから。
だから、カレーのためにじゃがいもを買うの我が家では無駄な金となる。
でも、じゃがいものないカレーなんてダメって人もいるだろう。
あるいは目的がカレーを通じて栄養を摂取することなら、じゃがいもだろうがセロリだろうが、何だって色々入れたらいいじゃないってなる。

この国に税金を納める目的は何だっけ?
租税法律主義とか言いださなくても、
主権者の国民が暮らしやすい社会を作るための必要なコスト。
それが民主主義下の税金じゃないんかな。
うちの5歳の王子が大人になった時に、平和で安全で快適な社会を残してやりたいからその先行投資として税金払ってるつもりなのだが。

給食のカレーにじゃがいもが入ってたって、
別に無駄だとは言わない。
栄養バランスとか色々考えていれてるんだろなって思えるから。

だから納得感が欲しいんだけ。
お金の問題じゃないんだよ。
みんなの生活をこんな風に良くするために、必要なお金だから使います。
って説明してくれりゃいいだけなのになぜできないのか。

できないんだったら、そん時はやっぱり無駄なお金ってことだ。
たとえ100円でもそれはダメ。
金額の問題じゃないんだよ。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?