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Ado...恐ろしい子...!

Adoが好き

私はapple musicで売られているAdoの歌は全部買いました。
アルバム狂言はもちろん、featuringで参加している曲も買えるものは全て買っています。邦楽でこれほど徹底して聞くようにになったのは多分初めてです。

「うっせぇわ」を初めて聞いた時は、あまりの衝撃で凹みました。
あぁ、きっと私も「くせぇ口ふさげや、限界です」とかって思われてるんやろなーって思って、しばらく社員やバイトの女性と話す時、距離をとったものです。

そんな私なので当然ワンピースの歌唱役をAdoが行うと聞けば買うわけです。「新世界」「私は最強」「逆光」と映画本編が封切られる前に順次公開された曲も聴いて買いました。
当然、私のライブラリにはAdoというリストがあって、全部曲が入っているわけで、その中にこの3曲もいれてます。公開後は結局すべて買って、リストに入れています。

ところがそのリストを聴いてると違和感を感じるのですよ。他のAdoの曲とこのワンピースの曲の間になんか説明し難い違いを感じていました。
Adoが歌っている、声は当然そうなんですが、でもなんか違う。
Adoの歌じゃなくて、なんというかAdoの声や歌い方を学習した、別のアーティストが歌っているような。そんな感覚が拭えなかったのです。

楽曲を提供している人がAdoの他の曲と違うから。とも思いましたが、かなり幅広い方が参加してて振り幅も広いので、どうもそうとも言えない気がする。

ウタの歌

Noteでもいろんな人がFilm Redみた感想を書かれてますが、そこでようやく気づきました。
これはウタの歌なんじゃなかろうかと。
Adoが作中のウタというキャラの背景を消化して、理解し、架空のウタというアーティストを受肉させ、ウタというアーティストとしてAdoの声を使って歌ったのではなかろうかと。

Ado…恐ろしい子…!!

もし、そうだとしたらちょっと、いやものすごくスゴイなと思います。

アーティストというのは、個性を前に出して勝負する人たちだと思うので、もし、Lady GaGaが歌ったら、間違いなく「Lady GaGa」が歌ってると思う気がするんですよね。その点では、GaGa様プレイリストに入っていても何の違和感も感じない気がします。
だから、もしAdoがウタというキャラクターを作り上げた上で、ウタとしてAdoの声を使って歌っているのだとしたら、これは凄すぎる。

これはもう、映画館で体感してこないわけには行きません。
今度の土曜日行ってきましょうかね。ついでにトップガンとダブルヘッダーしようかな。


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