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不安障害持ちが【腸活】をやってみた結果

はじめに

今回は、僕が不安障害を改善するために行った取り組み 【腸活】についてお話していきたいと思う。

皆さんは、『腸活』という言葉をご存知だろうか。

腸は第2の脳ともいわれ、腸と脳の働きには密接な関係がある。
(これを脳腸相関という)

そのため、腸が乱れている人はメンタルにも問題を抱えているが多く、
また、メンタルに問題を抱えている人は胃腸にトラブルがあることも多いのである。

詳しいことを勉強してみたい方は、↓のような書籍を読んでみることをオススメする。

今回は、腸内環境を改善することで、不安障害の改善に取り組んだ結果をお伝えする。

参考とした資料

腸活を行う上で僕が参考としたのは、こちらの書籍(「しつこい不安感が必ず消える セロトニン復活ストレス解消法」)だ。

著者の方も不安やうつ症状を改善した実績があり、非常に実践しやすく書かれている。

この本で提案されている方法は、帯にもある通り

「バナナ食って、整腸剤飲んで、ぬいぐるみ抱いて寝ろ!」

である。

以下で詳しく解説する。

  • バナナ食って ⇒ 食物繊維オリゴ糖によって腸内の善玉菌を増やす。

  • 整腸剤飲んで ⇒ 善玉菌そのものを含む整腸剤により腸内環境を整える。

  • ぬいぐるみ抱いて寝ろ ⇒ 柔らかいものを抱くと幸せホルモンであるオキシトシンが分泌される。

腸内環境が整うと、腸でのセロトニン産生が増える。これにより心身がリラックスする。

また、肌の触れ合いなどによって分泌されるオキシトシンは、不安感の軽減に役立つ。

今回は、ここにある方法を実践してみる。

検証内容

今回の検証では、以下の内容を約1か月ほどの期間にわたり毎日行った。

  1. 朝食にバナナ1本をたべる。

  2. 整腸剤(ミヤリサン)を毎食後1錠服用する。

  3. 睡眠時にはぬいぐるみを抱く。

検証結果

朝食にバナナ1本をたべる

2週間ほど続けたところ、体が少し重たくなるような感覚が生じた。
後に知ったことだが、バナナにはカリウムが多く含まれるため、毎日食べていると高カリウム血症の危険性がある。
これを知人に指摘され、途中で断念した。

整腸剤(ミヤリサン)を毎食後1錠服用する

ミヤリサンを毎食後服用したところ、少し不安感の軽減がみられた。
しかし、こちらもしばらく続けたところ、お腹にガスがたまるようになってきた。
たとえ善玉菌でも、増えすぎると困った症状を引き起こす。それが、SIBO(シーボ、小腸内細菌異常増殖)と呼ばれるものだ。
おそらく、今回は推奨量よりも超えて服用し続けたため、このような症状がでたと思われる。

睡眠時にはぬいぐるみを抱く

ぬいぐるみを抱いて寝ることを習慣化した結果、少し入眠までの時間が短くなる傾向がみられた。

結論・所感

今回は腸活による不安障害の改善を試みた。

結果としては、「バナナ・整腸剤などにかかるコストと不安軽減のパフォーマンスは釣り合っていない」ように感じた。

この検証は1年ほど前に行ったが、現在はこれより良い方法を採用している。

具体的には、

  • 不安症状の軽減には、ビタミンB群を服用する。

  • 睡眠の改善には、グリシンを服用する。

ビタミンBは水溶性なので、余った分は尿として排泄される。また、グリシンはアミノ酸であるため、長期服用による副作用はない。

やはり、充分な知識をもって行わなければ、食事によるメンタル改善は危険が伴う

今回の情報共有が何かしら役にたてば幸いである。

では、今回はここまで。






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