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「誇れる仕事」は自分で感じていれば幸せでいられる。

みなさんこんにちは。
新年度早々に、某県知事の発言が物議を醸していますね。
そのことに対して、私がどうこう申し上げることはしませんが、「職業」というものについて、多くの方が改めて深く考えるきっかけになったのではないかと感じております。

まず私のマイミッションとして「飲食業、サービス業の社会的地位向上」というものがあります。私の周りでも、まだまだ自分自身の仕事に誇りや自信を持てていない方が非常に多いと感じています。そういった方々に何か一つでも、自分に自信を持つきっかけを作っていただきたい。その想いからこのnoteもスタートしました。

そして、大前提として感謝の気持ちを忘れてはいけないと思っています。「ありがとう」の対義語は「あたりまえ」と言われています。普段、我々が快適に生活できているのは、世の中の沢山の方々の仕事があるからで、それを「あたりまえ」だと思ってしまうと感謝の心をなくしてしまいます。

それでは、「自信を持って誇れる仕事」というのは誰が決めるのでしょうか?
それは紛れもなく自分自身です。自分自身が誇りに思えれば、他からどう思われたって構わないと私は思っています。

例えば、飲食業って就職に困った人が仕方なく働く業種だよね。などと言われることもあります。外野から言われるのは当然いい気分はしませんが、一番良くないのは働いている本人がそう思ってしまっている状態です。「自分の仕事なんて、誰でもできるし、自分になんか何の魅力も能力もない。」というように思い込んでしまう。そのように思っていれば、当然のように表情や態度に現れます。結果としてその人の仕事は魅力ないものになってしまうでしょう。

一方では、同じ飲食業でも輝いている人たちがいます。そういった方々は自分の仕事に「誇りと自信」を持っています。

自分の仕事が誇れるかということに、業種は全く関係ないと私は思っています。自分の仕事を好きになって、自信を持つことで結果として「誇れる」ようになれます。

ディズニーリゾートで、パーク内の清掃を行っているキャストは、自分自身の仕事を誇っていることで有名ですよね。 彼らの仕事は「誰でもできる清掃係」と捉えることもできますが、ディズニーリゾート内での体験においてカストーディアルキャスト(清掃キャスト)という仕事が重要な位置づけであることを自覚して、行動に移しています。そしてこのことは、周囲からもお客様からも認められ、賞賛されています。

仕事とは、その人の心構え次第で、楽しく誇りを持てるものにもなるし、逆につまらないものにもなります。仕事の内容はあまり関係ありません。

もし今、貴方自信が自分の仕事に自信や誇りが持てていないとしたら、その仕事は誰の役に立っているのか。そしてなぜ「それ」をしているのかを考えてみてください。どんな仕事も誰かの役に立って、誰かを喜ばせているはずです。

人は人の役に立つことで、生きるエネルギーを受け取ることができます。人は誰でも一人では生きていけません。そして貴方の仕事は必ず「誰か」の役に立っている。そんな自分を認めることが、仕事の質を高めることに繋がっていくと確信しています。

「誇れる仕事」とは自分自身の仕事との向き合い方そのものです。
もし、今の業界に元気がないとしたら、貴方が「流れを変える人」になれるチャンスかもしれませんね。

読んでいただきありがとうございます。




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