【詩】私が魔法をかけるとき
有りもしない自慢話を話すとき
あなたの右の瞼がピクピク動く
みんなにバレそうになるから
いつも私は魔法をかける
みんなが笑顔になる魔法
嘘つきだなんて
思わせたくないから
そっとみんなにバレないように
見えないところで杖を振る
さらに調子に乗るものだから
今度はその口目指して
杖を振る
私の左の瞼がピクピク動く
あなたは私の顔を見て
これしまったと
下を向いた
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