サースペンド高校 22話
年明け、らチークカフェの店長のレムアは従業員のボニータと外の様子が普段とは違って、騒がしいのを見ていた。サースペント高校の保護者達が、争っていた度々このようなことが起きるが今回はLGBTに関する学校の教育方針についてだ。しかしサースペント高校には監視カメラに法の専門家ビニシがいる言動次第では彼らが訴訟されてしまうだろう。校長ターボはそのような親を論破するのではなく聞いた上で意見を述べていた、大抵の親は彼に諭されたのか帰って行ったが納得いかない親は、デスゲームとも言えるような事を行う事となったが幸い死傷者は0だった。ベラの授業があるアレスはMTFトランス。他の生徒にいじられるも宗教学担当のハイシャンに中国語で注意されてバツが悪くなり去ったが…差別はまだあるケンジ「ターゲット発見。」
ターゲット「うわーー。」
ケンジ「あとは死体を処理班と一緒に処分しよう。」
ケンジは殺し屋の仕事をするのにたくさんの案件をこなしていた。
ケンジ「そろそろ学校の時間か。」
彼の秘密は誰も知らない。
彼はシャワーを浴びた。この前のボニーのことを思い出した。
ケンジ「あいつどういう心境だったんだろう。」
シャワーが床に降り注ぐ。
ケンジ「クソ…」
ケンジはシャワー室の鏡で自分の顔を見た。
ストライカー「ケンジ、昨日も遅くまでおきてたのか?」
ケンジ「気がついたら日が過ぎてしまったけどな。」
女子生徒「ケンジとストライカーだ。いつも見ても格好いい。」
女子生徒2「あんな男子が彼氏だったら良いな。」
女子生徒「憧れるわ。」
相変わらず女子からの人気度は高かった。
ケンジ「あれからストーカーは大丈夫なのか?」
ストライカー「ますます酷くなってるよ。」
スティーブン「ここ最近、通知ばかりだもんな。」
ストライカー「昨日とか同じ相手から一億件のメールと100万件の不在着信来て、夜も眠れなかったよ。」
ケンジ「それはマジで気持ち悪いな。」
スティーブン「そのうち学校に現れるかもしれんぞ。」
エイセーブ「嫌な予感がする。この前、そのストーカー女からケンジはどこだってメール来たし、学校に来るのも…えっ…」
オクトパシア「ストライカー、やっと会えた。」
ストライカー「うわーーー!」
オクトパシア「メールたくさん無視するから会いに来ちゃったの。」
会いに来る前、色んな生徒から居場所を聞き出した。僅かなヒントをたよりにストライカーのところにやって来た。
オクトパシア「やっと婚約者に会えた。」
ストライカー「キメーんだよ!」
ケンジ「ストライカーに近づくな。」
オクトパシア「私、ストライカーと結婚式挙げたいのに邪魔しないで。ショート動画見た時から私達は入籍したのよ。」
ストライカー「来るな!」
スティーブン「狂ってる。」
オクトパシア「それなのにどうして無視するの。ねえ、昨日なんて一億件メール送ったのに無視するなんて他の女と浮気したわけ?」
ストライカー「そもそも俺はお前とは付き合ってない。」
オクトパシア「こんなに愛してるのにどうして私の気持ち分からないの。」
オクトパシアの顔は幽霊のように青ざめていて、ボサボサの赤毛でストライカーからしたら彼女の全てが恐怖そのものだった。常に泣いていた。
オクトパシア「浮気なんて許せない。」
彼女はストライカーのことをビンタしようとした。
ロミー「そこまでよ。」
ピテラ「動かないで。」
ロミーとピテラがオクトパシアを抑えた。
ヘネシー「ストライカー､この人誰なの？」
ストライカー「知らねーよ。」
スティーブン「前からストライカーのこと追っかけしてたネットストーカーだ。」
ヘネシー「ストーカー？気持ち悪すぎ｡」
オクトパシア「放せ‼︎私とストライカーの仲を邪魔するな｡」
ピテラ「あんたはストーカーなの？一方的に気持ちをぶつけてるだけじゃないの｡」
ケンジ「今後は学校の敷地にも一歩も足を入れるな。」
オクトパシア「ストライカー､そこの3人のビッチ達と浮気してたのね。許さない。」
ピテラ「あんたどう言う思考回路してんのよ。」
オクトパシア「放しなさい。この淫乱女ども。私はコイツらからストライカーを守るんだから｡」
スティーブン「駄目だ｡話が全く通じない。」
オクトパシアはものすごい暴れた。
オクトパシア「私はストライカーの彼女なの。その邪魔をする奴は全員許さない。」
男子生徒「何か暴れてるんだけど。」
男子生徒2「撮影しようぜ。」
ロミー「良い加減にして｡あんたさ､ストライカーのこと愛してないでしょ｡自分が愛されることしか考えてないでしょ。ストライカーがどんな気持ちか考えたことあるわけ？あんたはストライカーことを愛してるわけではなくて、一方的に自分の気持ちを相手にぶつけて､自分の思うようにコントロールしたいだけなんでしょ｡そう言う感情でストライカーのことを振り回さないで｡」
オクトパシア「全てはあんたが悪いのよ｡」
エマ「はー｡ロミー､先生呼んだから。」
ポワール先生が来た｡
ポワール「そこのあなた､こっち来なさい｡」
オクトパシア「私とダーリンを引き離さないで。」
オクトパシアは先生方に連行された。
女子生徒「何あれ？ストーカーでしょ。」
女子生徒2「あれくらいイケメンだと、ストーカーにも狙われるのね｡怖すぎる。」
ヘネシー「また来たらただじゃおかないわ。」
お昼頃になると食堂は少しパニックになっていた。
男子生徒「辛すぎる。」
男子生徒2「この辛さがちょうど良いわ。このグレードの辛さやめとけって言ったのに。」
エヴァ「あんた、辛さのグレードはどうする？」
ムムナ「グレード5で｡」
エヴァ「辛くて食べれないわよ。」
エヴァ「そこの姉さんはどうする？」
ボニータ「辛さ最大の6で｡」
エヴァ「あんたやるわね｡」
ボニータ「私､メキシコ人だから。平気よ｡」
ラチークカフェの店員もこの日を目当てに来た。
レムア「あんたよくそんなの食べれるね。」
ボニータ「だって美味しいじゃん。」
レムア「そこまできたら味覚じゃないけど。」
辛いのに耐性がある人はかなりグレードの高い辛さに挑戦してる｡今日はエヴァが厨房を指揮っているため､食堂では激辛メニューを提供できる｡
男子生徒「辛い､トムヤムクン辛すぎる。水くれ｡」
男子生徒2「どれ？辛すぎる｡」
ロミー達も辛いものを食べていた。
ロミー「辛いけど美味しわね。タイカレー最高だわ。ピテラのインドカレーも食べるわ｡」
ロミーはグレード4のカレーに挑戦｡
ロミー「流石にこの辛さ無理｡」
ピテラ「ちょっと辛い｡でも美味しい｡」
ピテラはグレード5の辛さに挑戦｡
ヘネシー「私はこれが限界ね。」
ヘネシーはグレード3に挑戦した。
ロミー「あんたのカレーそんなに辛くないわね。」
ヘネシー「いや、舌麻痺してるよ。」
ピテラ「流石に､グレード5はきつかった。次からグレード4にしたいけど､グレード4とグレード5の間がちょうど良いかな｡」
マリ「グレード1しか食べれないな。そんなものばかり食ってると身体壊すと思うけど｡」
皆、辛さに苦戦しても残さず食べた。
女子生徒「やばい残すわ。こんなのずっと食べたら身体壊すわ。」
女子生徒2「こんなの完食する方がやばいよ。」
エマ達は激辛メニューは頼まず､甘口のココナッツカレーを食べた。
エマ「ロミーのやつ､見栄を張りすぎなのよ。」
メグ「辛いので背伸びするってダサいわね。」
テバクル「あー、このラッシー最高｡こんなのアメリカでうちの高校くらいよ｡」
リン「チャイも最高｡今日の調理長､すごい料理上手いね。」
メグ「いつものケンおじさんのも美味しいでしょ｡学生だからって手を抜かないスタイルが最高すぎる｡」
ケンは飲食業界で色んな大変な目にあっていたが､ここで調理長をやってからはストレス少なく働けている。
エマ「ランドン先生のメニューも頂きたいわ。」
テバクル「またスイーツ取りに行くわよ。」
食堂の利用率は他の高校よりかなり高い｡外部の人も利用できる点が大きい。
エヴァ「私のメニューの日は残飯が多いわ…悲しいわ｡」
ケン「それはそうだ。毎日､君のメニューやったら､ドギーバッグ持ってくるやつすら現れないからな。」
エヴァ「もっと激辛デイ増やさないと､最大グレードの物食わすわよ。」
ケン「やめろよ。」
エヴァは調理長ケンと仲が良い。
ハイシャン「エヴァ､ドギーバッグに残り物持ち帰るわ｡」
持ち帰りは特にチップも追加料金も必要ない。調理長がしっかり給料を分配しているからだ。
ベラ「見つけたわ。」
ベラは残飯の山を見て何かを企んでいた。
ボニーはシズナと歩いていた。
ケンジ「ボニー､待ってくれ。」
ボニー「何？また､私のこと馬鹿にしに来たの？もうそう言うの関わりたくない｡」
ケンジ「違うんだよ。あの時はマジで悪かった。俺のせいだ｡」
ボニー「何で今さら。もうそう言うのいらない｡」
ボニーはこれ以上傷つきたくなかった。
シズナ「もう私達に近づかないで｡ボニー､嫌がってるでしょ。」
ケンジ「ああー、俺は最悪だったよ。許してもらおうとも思ってないよ。とにかく謝りたいんだ。」
ボニー「何言ってるの…」
ボニーとシズナは早足で移動した。
シズナ「もう来ないで。」
ボニー「こっちに来ないで。」
彼女達が数メートル過ぎ去ると、後ろから彼は大声で謝罪した。
ケンジ「マジですまなかった。」
そしてケンジの視界から彼女達はいなくなる。
ベラの授業は相変わらず、生徒の人格否定をしていた。
ベラ「ボニー､シズナ､アレス､エルサ前に来なさい｡」
ムムナはベラの前で大きなあくびをした。
ベラ「ムムナ｡私のこと馬鹿にしてるでしょ。あんたも前に達なさい｡」
ムムナは初めて皆んなの前に立つことになった｡
ベラ「まずこの5人はこの授業を妨害してきた人達よ。」
ムムナ「私関係なくない？」
ベラ「あんたには発言権ないのよ。」
ベラは何か持ち出した。それは厨房から持ち出した激辛料理の残飯のだった。
ベラ「この5人にはこの残飯の山を食べて貰うわ。安心して､ちゃんとお皿一杯ぶんだから。この授業の風紀を見出すものには当然の罰よ｡」
お皿にのったのはぐちゃぐちゃでもはや料理ではなかった。
女子生徒「うちらじゃなくて良かった。」
男子生徒「めちゃくちゃ面白そうじゃん｡」
エイセーブ「誰が一番早く食い終わると思う？」
テバクル「さあ、てかこんな面白い授業中々面白くない？」
内心良くないと思う生徒はいても、中にはこの光景を面白がる生徒もそこそこいた。
テバクル「ベラ先生も中々クレイジーじゃん。」
エイセーブ「そこが面白いけどな｡」
ケンジ「ボニー､シズナ…」
ケンジは殺し屋の仕事で半殺しにしたいくらいの気持ちだったが、依頼以外で人を殺してはいけない殺し屋の掟がある。彼は感情を抑えた。
ベラ「もし食べなければ、あんたらの秘密や個人情報をネットにばら撒くわ。」
機械の使用は禁止されているので、誰も証拠を残せない。
ボニー「ゴホゴホ､苦しい｡きつすぎる。」
シズナ「辛すぎる､無理｡」
ベラ「さあ残りの皆んなは授業を続けます。」
アレス「エルサ､この料理の名前なんだ？」
エルサ「こんなの料理とは言えないわ。ただのゴミを食わされているみたいだわ。」
アレス、エルサ､ムムナは黙々と食べていた｡
ムムナ「早く寝たいな。」
ボニー「辛い、水飲まないと｡」
シズナ「そろそろね…」
アレス「マジでカレーーー｡」
エルサ「はあ､こんなの食べたら身体壊すでしょ。」
ボニーとシズナはものすごい涙を流した。
全員「先生食べ終わりました。」
ベラ「次は持ち物検査よ。」
厨房では洗い物をしていた。
エヴァ「何か残飯が減ったような｡気のせいよね。」
エヴァはベラが残飯を盗み出したことに気がつかなかった。
いつものように持ち物の一つ一つを確認した。
ベラ「これは授業と関係ないわよね。」
ベラはボニーに水をぶち撒けた。
シズナ「もうやめてください｡」
ベラ「こんなスカーフゴミよ｡そうだ｡これでお皿を拭くわ。」
残飯がのっていた皿をシズナの大切なスカーフを拭いて､ゴミ箱に捨てた。
ベラ「悔しかったら授業態度を改めることね。」
さらにアレスのメイク道具をゴミ箱に捨てる。
ベラ「あんたは病気なのよ‼︎性同一性障害って母親の母体がストレスを受けていたことが原因なのよ｡早く治療で治して、男として生きなさい｡」
アレス「あたいはそのセリフもう慣れた｡けど、母ちゃんのことは悪く言うなよ。」
もう生徒達はこの異常な授業風景に慣れてしまった｡
ベラ「私は皆んなが望むようにこのクラスを管理しているの。」
もちろん可笑しい事だって分かってる生徒だっている｡
ムムナ「ああ、私の枕が‼︎アーモンド社の物なのに‼︎」
ベラはムムナの一番気に入ってる枕をゴミ箱に捨てた。
ムムナ「悔しすぎる…｡」
ベラ「あんたのことは空気だから見逃してやったのよ。それなのに今日は私のことを馬鹿にする目で見たから許せなかったわ｡」
ムムナ「何でそうなるんだ。先生､ストレス溜まってるようなので仮眠室で寝たらどうですか？」
ベラ「ついに本性を出したわけね。」
ベラはムムナの枕をさらに足で踏んでストレス解消した。
ムムナ「早く寝たいな｡」
ムムナはすぐに立ち直った。
シズナ「私のスカーフ…」
ボニーとシズナはものすごい泣いていた。
ベラ「最後にエルサ､持ち物検査するわよ。」
ベラはくまなくチェックした。
エルサ「こんなことして意味あんのかしら｡」
ベラ「このメイク道具は全部ゴミ箱よ。」
エルサの私物数点をゴミ箱に捨てる。
ベラ「あら、ここに隠しポケットがあるじゃないの。開けるわよ。」
エルサ「⁉︎」
アレス「もしや…」
エルサ「やめてください。」
ベラ「この紙切れもゴミ箱行きね。」
彼女が取ったのは家族写真だった。
エルサ「やめて‼︎」
ベラ「愛情を受けてない親なしっ子って態度が悪いのね。」
エルサは写真を奪還した。
キャラクター紹介
元になったキャラクターを紹介していきます。
(今回新しく登場したキャラクターの解説です)
例:
本作キャラ名：(本編と違う場合元のキャラ名)
(元のキャラの設定説明)
エヴァ:イレブ.マーカ
ロンローの作品Weapon familiarに出てくるゾウガラシ(ガンバレル型爆弾)。”モンスターフレイバー”からアウトソーシングという形でロンロー軍に来ている使い魔。辛いものがすごく好きで、怒らせたらハバネロをショットで飲ませようとしてくる、そして香辛料に精通している。※以前PTSDだったらしい
チニー.バッカー(以下チニー🚀)「料理教室を行いたいと言ってたから…ある意味今回擬人化して達成したのかもなどうだやってみて？」
イレブ＝マーカ(以下🐘🌶️マカカ)「そうねー準備の仕方は練習になったけれど、人間の体なのがが少し大変」
チニー🚀「？はいやでもマカカ、元の方が動きにくくね？4m弱あるだろそれと重量もせ…」
マカカ🐘🌶️「あら？なんで止めたの？私の重さ知ったても減るもんじゃないでしょ」
チニー🚀「いや、マカカの重さは言ったらどうなるか察しがつくから嫌だ…多分俺が思うにタバスコ一本分軽くなると思うぞ！」
マカカは前足で、タバスコを持っていた。ちなみに彼女は全長4m弱重量1トン前後と推測できる、これくらい大型になってくると小型化スキル習得が必須。多分彼女は持っている。
マカカ🐘🌶️「女の子の…いいえ。オープンにしてない人ににそういうことが聞いたらダメよ。プライベートな部分だからね。大きいのがコンプレックスってこともあるし」
チニー🚀「そうかぁー…だめかぁ、デカいのがコンプレックス？そんな奴いねぇんじゃね？デカいならメリットの方が多いだろ」
マカカ🐘🌶️「尊徳じゃなくて自分のありたい姿に反した姿だったら嫌でしょ。大きさもそれよ。…」
チニー🚀「…なるほど…。あっつ俺オクトパシア、スティーブンが好きなのかと思ってたぜ、ストライカーだったんだなぁ」
マカカ🐘🌶️「オクトパシアちゃんはハバネロ食べないと目が覚めないのよ…可哀想に」
チニー🚀「多分そうじゃねー気がするんだが…」
マカカ🐘🌶️「さてと今回は辛いものを表す単位スコヴィル値ついて解説していくわ。」
チニー.バッカー🚀「すこぶるやばそうな単位だな」
エヴァさん張り切って辛い料理をサースペント高校の食堂で出してましたが、残念ながら人気はイマイチだったよう、とはいえメキシコ生まれのボニータさんは最強レベルの辛さの6で食べていたり、ピテラもレベル5の辛さを喰らうチャレンジャーでしたね
今回はそんな辛い食品食材の辛さを表す、スコヴィル値と、食材に含まれているスコヴィル値を調べていきます
チニー🚀「最後に”マカカ🐘🌶️の”スコヴィル値について考えていきます。」
マカカ🐘🌶️「それは…やめといた方がいいわ」
チニー🚀「ん？ごめん公開NGとかだったのか？」
マカカ🐘🌶️「いえ、いいけど理系驚いて逃げるってロンロー🐴が言ってたわ。」
スコヴィル値とは
スコヴィル値は、食品食材に含まれる”カプサイシン”という辛みの元(辛み物質)の割り合いを表す単位で正式名称は スコヴィル辛味単位:(Scoville heat units)略称でSHUとも呼ばれています。
スコヴィルはこの値の考案者のウィルバー=スコヴィル氏に由来します。
チニー🚀「このスコヴィル値の単位の基準はどんな感じなんだ？」
マカカ🐘🌶️「例えば…ここにタバスコがあるでしょ。このタバスコの辛みを感じなくなるまで砂糖水で薄めて、辛味がなくなったときにタバスコの何倍の水が必要だったかを表してるのがスコヴィル値よ。」
チニー🚀「？ド理系、言ってること韓国語に訳せるけど何倍で薄めた値ってごめん俺にはわからねぇ」
マカカ🐘🌶️「私のタバスコだったらだいたい3000か4000スコヴィルだから 4000倍の砂糖水で薄めて辛みがなくなるの」
チニー🚀「マカカの持ってるタバスコの戦闘力は4000スコヴィル、だけ辛み感じなくなるのって個体差ありそうだぞ」
マカカ🐘🌶️「そうねぇ、だから今は機械でカプサイシンの量とかを測ってそれをスコヴィル値に変換しているわ。」
辛い食品のスコヴィル値
ここからはいろんな食材調味料などのスコヴィル値まとめていきます。
※段々辛くなっていきます、辛いものが苦手な方ご注意ください。
また数値に大きく幅がある場合平均の値を用いています
1.ピーマン 0〜10スコヴィル
ピーマンもトウガラシと植物学的には近縁種で、明治時代日本でに持ち込まれた頃には「甘トウガラシ」とも呼ばれていました。
チニー🚀「0とかあるんだな。」
マカカ🐘🌶️「えぇ砂糖水で薄めなくても辛くないけど、育て方によっては少し辛くなるわ」
2.胡椒 300スコヴィル
気持ち辛くするのにはちょうどいいでしょう、がしかしかけすぎには注意が要ります
3.ハラペーニョソース 900スコヴィル
TABASCO®ソースの中ではかなり優しい辛さで、メキシコではそのまま食べることもあるそうです、爽やかな辛さがあります
4.CoCo壱番屋のカレー”10辛” 1200スコヴィル
カレー屋チェーン店のココイチの10辛の辛さですが、この辛さを食べるためにはまず５辛をクリアする必要があります。ちなみに作者は４辛までしか試したことがなく、こちらでもかなり地獄でした。
４.TABASCO®オリジナルソース 3250スコヴィル
オリジナルのタバスコで、原材料はお酢(ビネガー)と岩塩、そしてハバネロだけ、歴史は非常に長く2024年はタバスコは誕生156周年となります。
マカカ🐘🌶️「1868年にエモマンド.マルヘニーが卸売業者を介して売ったのが始まり。きっかけはさらに6年前ね」
チニー🚀「もしかして、南北戦争のあたりか？」
マカカ🐘🌶️「そうね、エモマンドが兵士から唐辛子の種を手に入れ…ん？どうかした？」
チニー🚀「その頃から育って今マカカはそんなデカいのかなぁって思って」
マカカ🐘🌶️「んなわけないでしょ！」
5.プルダックポックンミョン（極辛）8800〜1万スコヴィル
韓国のインスタント麺のプルダックミッションのシリーズでは最も辛いですがオリジナルでも4000スコヴィル以上を誇るので辛さだけならタバスコそのものと言えるかもしれません。が甘辛い感じなため一口程度ならそこまでダメージは少ないでしょうしかし、これは調味料ではなくて食材。です
６.ペヤング激辛焼きそば ４万5000スコヴィル
2012年に登場した真っ赤なパッケージのペヤングの焼きそばです鷹の爪と誇っています、ここまで来ると辛味より痛みになってきそうですがペヤング本来の風味も残っているそうです。
７.ブリッキーヌ 7万5000スコヴィル
タイで生産されている唐辛子でトムヤムクンやグリーンカレーに用いられています。
マカカ🐘🌶️「5万から10万くらいが丁度いい辛さだと思うのだけれど？」
チニー🚀「は？もうほぼブリッキーヌかじってるようなもんじゃねぇかよ」
8サドンデスソース・ジョロキア 10万スコヴィル
瓶ドクロマークが描かれているイメージのデスソースですが、日本で販売されているものとしては最も辛い物になります
９.ハバネロ 35万 スコヴィル
とてつもなく辛いとして有名はハバネロはメキシコ産の唐辛子の一種ですが柑橘類に似た香りも放ちます
マカカ🐘🌶️「流石にここまできたら辛くなってくるわね、生でハバネロ初めて食べたときはびっくりした。」
チニー🚀「俺だったら即死だな。確実に」
10.ブートジョロキヤ 100万スコヴィル
北インドやバングラデッシュで生産されている唐辛子の１種で"ジョロキア"は現地の言葉で唐辛子という意味があります。
マカカ🐘🌶️「これ以上だったら、キャロライナリーパーこれが160万スコヴィル、ドラゴンブレスチリが250万スコヴィル」
チニー🚀「まさかとは思うが食ったことあるのか」
マカカ🐘🌶️「ドラゴンブレスはまだないけど、チャロライナペッパーで泣きたくなったけど意地で食べてやったわ」
チニー🚀「流石..なんというか女王陛下だな。」
※100万スコヴィルを超えると目に入った場合失明するリスクが出てくるので防護服とゴーグルが必要でしょう
11.カプサイシンそのもの 1600万スコヴィル
辛味成分カプサイシンそのもののなので辛さの上限とも言えますが、そのカプサイシンをはるかに超える刺激のものがあり、トウダイグサ科ハッカクキリンにあるレシニフェラトキシンは160億スコヴィルとカプサイシンそのものの1000倍もの辛さがあります、このレベルでは神経が失活してしまうためもはや劇物です。
チニー🚀「1600万も160億もデカい数字だな、」
マカカ🐘🌶️「1000倍違うわ。本当近くにいるだけで辛みとか感じそう」
チニー🚀「で次マカカのスコヴィル値だな」
マカカ🐘🌶️のスコヴィル値… 約6880億スコヴィル
ゾウガラシとは、見た目そのまま彼女の開発者が使い魔としての名称をつけたらしいです。
今の彼女は魔法薬ウラミウムΦ35を超臨界にすることで、爆発し質量欠損が起きて、最大TMT魔法薬の4万トン分の力の辛みにしているのでこのマックスパワーで爆発した時のウラミウムΦ35について考えてみます。この魔法薬は重さ(質量)そのものをエネルギーにしているので通常魔法薬は比べ物になりません
例えばマックスパワーのマカカの場合、ウラミウムΦ35が爆発によって質量が無くなる量は
E＝MC^2より
※C＝光の速さ M＝質量 E＝エネルギー
Cの光の速さは厳密には秒速29万9792kmですが30万って考えますTMT魔法薬１トンのエネルギー量は…100万kcal 4184メガジュール(MJ)って考えて代入します
E＝MC^2より全ての質量1gそのものが持っているエネルギーは約90TJ(テラジュール)そして、TMT魔法薬４万トン分は1億6736万MJだから…167.36TJ
167.36÷90＝１.859555…
小数点第四位で切り捨てて１.859
つまりマカカのマックスパワーの爆発によって約1.859gの重さが宇宙(この時空)からなくなります
こからTMT魔法薬＝カプサイシンそのもの1600万と考えたとき
マカカには申し訳ないですけど計算する都合、重さを1000kgとすると
約6880億スコヴィル
となります
使い魔なため直接的には非殺傷、なためそれそのものが原因で死亡、または後遺症が残るものを含めた怪我などをすることはありません。ので魔力(効力)が切れたら普通は元通りですが抱きついた状態だったら流石にショック死は考えられます。そして少なくても半径４kmほどにわたって辛みが襲います
チニー🚀「途中で出てきたジュールってなんだよ。」
マカカ🐘🌶️「これロンロー🐴が勝手に計算した数値ね…」
チニー🚀「なんかもうよく分からん」
マカカ🐘🌶️「理系だったら驚いて逃げてるってロンローが言ってた。」
チニー🚀「それならロンローは理系じゃないな、理系だったら計算し切る前に怖くなるだろ？ん矛盾してるなぁ、理系じゃなねぇこんなん解けねぇけど理系だったら逃げ出す。ん？」
マカカ🐘🌶️「確かにそうなるわね。」
引用ページURLまとめ:
普段ならここに記載しますがあまりにも長くなりすぎてしまったため引用参考にしたURLはこちらにまとめています。
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