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37歳、ダイエッターOYG(7ヶ月目)(今度こそ最終回)

これまでのあらすじ

紆余曲折、千里の道も一歩から。苦闘と迷走の果てに、遂に-20kgまでたどり着いたOYG。しかしその矢先。正月という罠が彼を待ち受けていた。どうやっても活動が緩みがちになるこの時期を、彼はいかにして乗り越えるのか? それとも、ポシャって死んでしまうのか?

結論:抵抗はできても、体重は正直なんだよなあ!

結論から言います。やはり正月太りはやって来てしまいました。いやね。正直頑張ったんよ? 元日から歩きに行って、食事もなるべく節制を心がけたんよ? でも無理だね。どうしたって全体的にダラっとしがちになるし、そうすると消費カロリーが減る。うっかりダラダラ食べてしまう。そうなると、全然いいことがない。当然、結果はお察し。一旦75kg台に逆戻りしちまった。

まあ、アレです。増えたものは仕方がないので、頑張って減らすしかないのです。てか、そう思わないとやっていられなくなります。
そんな訳で、1月はそれなりに頑張りました。頑張ったつもりです。一時期ヤバかった間食の量も控えて(流石に根絶は無理でした……)、どうにもならない日を除いてはなるべく歩くようにしました。パーソナルトレーニングで、身体もみっちりといじめていただきました。時々食べちゃったりもしたけど、それなりに引き締めて挑んだつもりです(ガチ勢には及ばないけど)。はてさて、結果は、いかに……?

74.8kg→71.6kg

-3.2kg。特大の結果が、ここに来て現れた。しかも1/4には75.6kgにまで戻されてしまっていたので、かなりの成果が出たと言ってもいい。もちろんこれに奢らず、油断もせず、今後も69.9kgを目指すのが正しい動きではある。だが、非常にめでたいと私は思った。

しかしながら、ここに至るまでの道のりは非常に難しいものだった。現実として食べれば太るし、痩せるために食事を減らすというのは地道でしんどいし、時には空腹を招いてしまう。だからストレスにならないようにはするのだけど、そうすると今度は体重が増えるという堂々巡り。
故に私は、初めて「ダイエットのキツさ」というものを実感しているのかもしれない。これまでも散々「わからない」とか「難しい」とか言ってきたが、今回ばかりは本当にわからなかったし難しかった。自分が今、どこにいるのかわからないというのは、これほどまでに怖いものだと、はっきりと実感できたのだ。

「現在地がわからない」とは?

そう。今私は一つの迷いを抱えている。「自分の現状が、見えにくい」のだ。

うかつに食べた結果、身体が栄養を脂肪に変換しつつあるのか。
身体が栄養を受け入れ、筋肉を作りつつあるのか。
上手いこと痩せられているのか。
それとも危険な領域に足を突っ込みつつあるのか。

たしかに、パーソナルで計測してもらっている分には、体脂肪率はめちゃくちゃに減っている。先月末時点で、10%は減ったと記憶している。そして、当面それ以上(筋肉量とか)を求めるのは酷だともわかっている。

ただ、そうは言っても焦る時は焦ってしまうもので、ちょっとした体重の増減に振り回され気味なのが私の現状ではある(とはいえ、やることは決めてあるし、それ以上をやるつもりはないのだが)。

今後も減量は続く以上、なんとか焦りを減らしたい。それが、38歳に近付きつつある私の現在地だ。

37歳、ダイエッターOYG、完。38歳、ダイエッターOYGに続く。

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