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Honda FCファンの記録(JFLの話など)

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Honda FCファンが綴る観戦記とか、雑感とか。
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2023年11月の記事一覧

嗚呼優勝に花添えて(JFL第30節・Honda FC対クリアソン新宿)

11月26日。またの名をいい風呂の日。JFL昇格を巡る地域CLや、J3参入に関わるJFLの2位争いはチンチンの熱湯風呂だけど、Honda FCの入る風呂は絶妙湯加減の良いお風呂だ。 ……などと書くとあちこちから怒られそうではあるが、すでにHonda FCはJFL優勝を決め、それらの争いから離脱しているのだから致し方ない。J3のライセンスなど望むべくもないし、目標にも到達した。如何ともし難い、高みの見物なのだ。 とはいえ、優勝で打ち切りになるわけでもないのがJFL。平等に最終

JFL・運命の最終節(入れ替え戦、起きるのかい? 起きないのかい? どっちなんだい!?)

入れ替え戦線異常アリ大変なことになった。前回JFL戦線を述べた時とは、全く違う展開が訪れてしまった。 この時点ではソニー仙台FCがそうやすやすと負けることはないと思い込んでいた。道中引き分けが続いた時期もあったとはいえ、比較的安定感抜群のチームだったからだ。 ところがどっこい、蓋を開ければラインメール青森とFCマルヤス岡崎に連敗である。前者は逆転2位が懸かっているので決死の戦いになることは予想していたが、後者の勝利は少々想定外だった(FCマルヤス岡崎が油断ならぬチームにな

Honda FC、4年ぶり10回目のJFL優勝決定!

Honda FC、優勝おめでとうございます! 今回はもう、タイトルからどストレートである。婉曲はいらない。素直に喜びたい。前回の試合からわずか一日が経った11/12(日)、2位のソニー仙台FCがラインメール青森に1-3にて敗れた。 これをもってHonda FCとソニー仙台FCの勝ち点差は「7」に広がり、遂に全チームから逆転の目が潰えたのだ(3位以下の優勝の目は、Honda FCが11/11に勝利した時点で消滅済み)。 これによってHonda FCは2019年以来4年ぶり、

優勝を引き寄せる貴重な1勝(JFL第28節・Honda FC対FCマルヤス岡崎)

甘美な2文字。そして、最大の甘美へ1-0。勝利。展開などはさておき、勝利という言葉は、なんたる甘美な二文字なことだろうか。暫くの間味わっていなかったのであれば、なおさらだ。事実、Honda FCのホームでの勝利は、なんと7月末から数えて約4ヶ月ぶりである。その間に鈴鹿ポイントゲッターズ戦のあの手痛い逆転負けも挟んでいるから、喜びはひとしおだった。 そしてなにより。この勝利における最大の利点は、優勝を自力で引き寄せたことにある。昨日の勝利をもって3位以下がHonda FCを上

最終局面JFL(Honda FC、優勝まであと一歩)

開幕時は長いと思ったJFLのシーズンも、気が付けば残り2~3戦と相成ってしまった。Honda FCに関しても、スタートダッシュに躓いた時期がもはや懐かしいぐらいに思えてしまう(と、言えるのは今トップだからではあるのだけど)。 ともあれ、混戦に救われた形ながらも、Honda FCは優勝まであと少しのところまでやってきた。そういうわけで、残り僅かな試合数の中で、優勝、ひいてはJ参入争いを改めてまとめてみたいと思う。 まずは、現在の順位表がこちら(順位表は公式サイトより借用。怒ら

よくよく考えるとHonda FCってやっぱり凄いって話(忘れかけていたリスペクト・反省の話)

プロローグJFLもいよいよ残り2~3戦。大詰めも大詰めとなってきた。だというのに、私がにわかながらに愛するHonda FCは、ここに来て消化不良(1ファン視点)な試合が多く、ヤキモキさせてくれている。(昨日は見事に勝ったけど) 鈴鹿ポイントゲッターズ戦の逆転敗北以降、2連勝からの連敗、そして2連続引き分け。そこからのスカッとした勝利。優勝を目前にしての足踏みに、どうしてももどかしい気持ちが入り交じる。 しかし。しかしである。優勝を望んでしまうからこそそういう気持ちになるのだ