HoYovers RPG多数でユーザ離れは?
「原神」や「崩壊シリーズ」等の開発・運営で知られるHoYovers。2024年7月には「ゼンレスゾーンゼロ」という新たなゲームを配信しています。
そんなRPG、アクションRPG、グラフィックで有名な企業ですが、これらのゲームはユーザを長時間拘束し、課金のハードルが高いと思われます。
そこで、今回は「原神」とその後継である「崩壊スターレイル」リリース後のデータを比較して、元ゲーム(原神)のユーザ離れが起きなかったのかを解き明かしていきたいと思います!
リリース日
原神 :2020年9月28日
崩壊スターレイル:2023年4月26日
■グローバルアクティブユーザ数
ユーザ離れが見られる下がりはなく、両タイトルともに安定してユーザを獲得しています。
■セールスランキング比較
どちらもデータの推移は似ているように見えます。
「崩壊スターレイル」リリース時、3~4か月を見ると、「Google Play」「Apple Store」ともに「原神」のセルランが下がっています。
しかし、ゲームのイベントによって上下している可能性が高く、ユーザ離れには結びつきませんね。
■国内推定売上
このデータは興味深いと思います。
「原神」はリリースから2年間、売上をキープしていましたが、2023年に「崩壊スターレイル」がリリースされことで売上が減少したように見えます。
もちろん2タイトルの因果関係は完全に証明はできませんが、2023年に原神以外でHoYoversの売上を伸ばしたゲームと言ったら「崩壊スターレイル」でしょう。
ここから原神の課金ユーザがHoYoversつながりで、「崩壊スターレイル」にながれ、そこでお金を落としたことで、原神の売上減少へつながったのではないかと思われます。
ただし、2023年の売上減少は一時的なものであり、その後、再び売上が回復する兆しも見られます。「崩壊スターレイル」と「原神」の売上を合算すると、HoYovers全体の売上は依然として高水準を維持しており、両ゲームが共存していることが分かります。
■終わりに
グローバルアクティブユーザ数とセールスランキングのデータからは原神のユーザ離れを感じさせる動きはなかったです。しかし、売上のグラフでは、2023年からユーザ離れを思わせる動きが見られました。
両ゲームともにHoYoversの代表するゲームタイトルとなっていますが、
「原神」はオープンワールドアクションRPG、
「崩壊スターレイル」はターン制のRPGということで
ゲーム性が違うため、それぞれコアユーザを獲得し、現在安定した運営につながっているのかと思いました。
よって、「原神」の次にHoYoversからリリースされた「崩壊スターレイル」は原神のユーザ離れは起こさず、それぞれのゲーム性で安定したユーザを獲得し続けていると言えると思います。
また、「原神」の真の後継といえる「ゼンレスゾーンゼロ」。このゲームはオープンワールドではありませんが、アクションRPGで「原神」とゲーム性が似ており、ここでこそユーザの食い合いが起こらないのかが見ものです。
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