【プロレス】好きになったきっかけ

自分の趣味のひとつにプロレスがあります。
鍛え上げられた身体を武器に四角いリングの上で戦う選手たちの姿はやはりかっこいい。技の完成度はもちろん、受け身や選手の表情、そして観客の歓声やブーイング。これらが合わさってプロレスは完成する。そしてシリーズを通して生まれるストーリー、数年後に回収される伏線、選手の復帰や裏切り、他団体との抗争などさながらひとつの映画を見ているかのような錯覚に陥るほどプロレスは魅力的で奥が深いのです。

今日はそんなプロレスにハマったきっかけについて話したいと思います。(先に言っておきますがまあまあ長いです笑)

自分がプロレスを見始めてかれこれ10年近く経ちますが初めて見た団体は新日本プロレスでした。初めてプロレスを見たのは深夜にやってるワールドプロレスリングでした。夜中に目が覚めてふとテレビをつけたらでかい男がリングの上で戦っている姿に目がくぎ付けになっていました(2013年のG1棚橋対柴田戦だったかな)。
それからは起きてたらプロレスを見ようかなぁくらいでしたがちゃんとプロレスが好きになったのは2015年のワールドタッグリーグ決勝戦 真壁、本間組対内藤、EVIL組の試合でした。GBHの絆というものに心打たれてどんどんプロレスを見るようになっていきました。

この頃はまだ親には自分がプロレス好きだとは公言していませんでしたが意外なところでバレました。2016年のことです。テレビの番組表を見ていたらCSテレ朝チャンネルで新日本プロレス両国大会の文字が。思わず「うちってCS見れるの?」と聞いてしまいました。普段CSは誰も見ないのでそりゃ何故かと聞かれるわけで、別に隠していたわけではなかったのですがプロレスが見たいからというのが意外だったそうで随分と驚かれました。無事了承を得て4月10日はテレビを独占しました。夕食時なのでどう思われていたのでしょうか…
メインイベントはIWGPヘビー級選手権試合。当時チャンピオンだったオカダ・カズチカに挑むはNEW JAPAN CUPを制した内藤哲也。ロスインゴベルナブレスデハポンを結成して勢いが凄かったです。当時はオカダ選手を応援していました。というよりはワールドタッグリーグでも内藤、EVIL組は反則ギリギリの行為をしていたり、この日も試合終盤SANADA(当時は真田聖也)選手の乱入やベルトを投げ捨てる行為など、まだ自分にそこら辺の耐性がなかったので(なんなんだ内藤ってやつは…)ってなってました。今思えばとても純粋でした。そこら辺を楽しめるようになったのはひとつ成長したのかもしれません。

初めての現地観戦は2017年4月30日宮崎県日向市で行われた大会でした。地元に新日本プロレスが来るからどうしても見に行きたいと父親にせがんだのを覚えています。距離がそこそこあったので開場に間に合うように早めに車を出してもらいました。
昼食を済ませいよいよ会場へ。開場の少し前につけばいいかなぁと思ってきましたが既にすごい数の人が。田舎育ちにはまず見慣れない人の数でした。グッズ販売の列に並んで初めてのグッズ購入。棚橋選手、YOSHI-HASHI選手、ケニー選手のTシャツ、そしてなんだかんだ内藤選手、ロスインゴのTシャツと帽子を購入しました。

グッズを持って会場の中へ。前から3列目だったのでとても見やすかったです。第1試合は川人拓来選手と海野翔太選手の試合。当時の2人はまだヤングライオンでしたがそれでも試合は凄かったです。何より感動したのは画面越しでは伝わらない熱と音と痛みがダイレクトに感じることができたことです。これは現地観戦でしか味わうことの出来ない体験です。
試合中は写真撮影はOKなので写真を撮りつつ声援を送りつつ観戦を楽しみました。メインイベントでオカダ選手が登場。やはりオーラが違う、あのかっこよさは一体何なのでしょうか。

写真たくさん撮ってるかなぁと見てみたらオカダ選手の写真はこれだけでした。外道選手がオカダ選手のマネージャーをやってた時代が懐かしいですね。写真を全然撮ってないということはそれほど試合にのめり込んでたということでしょう。写真撮ってないのはもったいないですけど…

といったのが自分がプロレスにハマったきっかけとなります。
今では新日本プロレスワールドで試合を見たり、ノアやドラゴンゲートといった他団体の試合にも注目するようになって幅が広くなってきてるなぁと思います。そこら辺の話はまた時が来たら、ということで。

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