見出し画像

自由とお金についての読書〜1月の読書結果〜

1月の読書結果です。台湾に行って来たので、旅関係の本が読みたい!って思ってセレクトしたら自由とお金に関する本でした。
さてさて、結果はどうなった?

最近思うこと

10月からフルタイムになり、早4ヶ月。だいぶ慣れてきました。それでも身体よわよわ系なので、夕飯食べてお風呂入ったらバタンキューです。平日はほとんどnoteの更新はできないし、下手したら読書もできない。

たしかにアルバイトの頃よりはお給料は上がったけど、自由な時間がない!というのが最近の実感です。何気なく旅つながりということで選んだ3冊だけど、今の私の気分にあっていました。

買った本

なし。

図書館で借りた本

  • パリでメシを食う 川内有緒

パリで活躍する日本人10人のインタビューをまとめたもの。すごいでしょ?あなたも頑張って!という感じではなく、こんな人もいるよ〜というフランクな書き方です。

やりたいこととお金を稼ぐことはまた別だったり、お金を稼げるようになったらなったで営利主義になっているようで悩む。難しいな…。
成功したという過去形ではなくまだ夢を叶える途中という終わらせ方が好きでした。

  • わたしのマトカ 片桐はいり

かもめ食堂撮影時にフィンランドに行ったときのことを書いたエッセイ。ほんとはかわいくないフィンランドで労働環境が良いことは知っていたけど、それが俳優さんなどの芸術分野の方にも当てはまることにびっくりしました。撮影(舞台?)がない期間は国から失業手当が支給されるそう。

そんでもって映画の撮影は一日8時間と決まっているらしいです。映画一本撮るのに時間とお金がかかっていますね。年間20本くらいしか撮れないという事実に納得してしまいました。量産するのと渾身の力をかけるのと、どっちが未来には良いのだろう?

  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 若林正恭

オードリー若林さんの旅行エッセイ。まず初めに行ったのはキューバ。それだけでもなんで?感じだけど読み進めていくうちにいろんなことがわかりました。

収入の多さつまりは成功しているかどうかで比べてみたり、相手を羨んでみたり。同級生が集まったときに感じる居心地の悪さにはわかるわかる…とうなづいてしまいました。

ただ、それを新自由主義と結びつけて考えられるのが、この方の感性なんだろうなと思います。そして大金を稼いでいることに罪悪感を感じてしまうのは一般人の感覚なんだろうな。

すごい素敵だったけど、表題作の『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』のブスに関する文章はまったくもって薄かったし、セレブ犬と野良犬のどちらが自由かなんて比べることになんの意味があるのかわかりませんでした。(このことは別で書きたいな)

まとめ

労働とお金、自由。お金がたくさんあっても使う時間がなければ意味がないし、そもそもお金がないと生活できない。コインの表と裏みたいですね。今月も3冊と少なかったけど、充実した読書だったな。もう少し経てば、読書の時間が増えるかな?

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?