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涼しくなっても油断するな奴らが来るぞ

9月に入り、夕方は涼しくなってきた。

クルマ通勤なのだが、8月の猛暑はクーラーがフルパワーで稼働。

燃費が目に見えて悪くなってた。

このタイミングでガソリンは高騰。

1リットル187円てアホか。

1回の給油で1万円を超えるのは精神的につらい。

しかしクーラーに慣れると暑さを我慢して乗ることは困難だ。

たまに窓を開けて走行している人がいるけど、暑くないのかな?

喫煙者かな?

少し燃費が悪くなるだけなら、涼しい環境を選ぶ。

快適に通勤したいもんね。

最近少し涼しくなってきたので、エアコンも控え目稼働でなんとかなる。

これで燃費も改善されるだろう。

今日も、比較的涼しかったのでクーラーをつけずに窓を開けて出発。

エコドライブだ。

そんな考えをしたのが間違いだった。

職場は少し山奥にある。

窓は全開ではなく、半分も開けていなかった。

なのに。

なのに、虫が車内に突撃。

大きめの虫ということは認識できたが、種類まではわからずにパニック。

「うわっ!」とひとりで大声を出した。

恥ずかしい。

まだ敷地内だった為、すぐに車を止め、虫を探す。

ハンドルにとまっている。

バッタだ。

4cmぐらいだろうか。

名前まではわからないが、バッタだ。

ハンドルにいると、運転手に逃げ場はない。

掴むことなど到底できない。

一瞬ブレーキから足が離れ、車が少し動き、焦る。

どうしたものか逡巡していると、バッタは運転席のドアに飛び移った。

その動作も怖い。

急いでドアを開ける。

全開に開かれるドア。

本当に敷地内でよかった。

車道ならこんなことはできず、正体不明の虫としばらくドライブするハメになるところだった。

しかし、バッタは逃げない。

バカなのかな?

おちょくっているのかな?

勇気を出して、デコピンで追い払おうと手を伸ばすと、飛び去っていった。

速攻でドアを閉める。

窓もすぐに閉め、クーラーをつける。

エコドライブをしようしたのが間違いだった。

反省した。

涼しいくて活動的になるのは、人も虫も一緒だ。

しかし、少しのスキマからバッタ見たいにそんなに飛ばない奴が、侵入するとは、なにか目に見えない悪意を感じる。

窓を開けて走行することはおススメできない。

しっかり窓を閉めて自衛しよう。

何十倍も小さい虫に怯える自分が少し恥ずかしい。

ひとりでよかった。

まだしばらくクーラーは欠かせないようだ。

ではまた。


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