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ソファかイスか

ソファは必需品だろうか。

子どもの頃、家にソファはなかった。

リビングはカーペットにローテーブルで、ダイニングはイスにテーブルだった。

そんな環境のせいか、ソファに憧れていた。

座椅子ではなくソファに。

ふかふかのソファ。

革張りのソファ。

3人掛けのソファ。

ありがたいことに大人になってから、経験させてもらった。

素晴らしい家具だ。

ゆったりと座り、テレビ、映画、ゲームと長時間座ることになる。

たまに寝転がって昼寝をしたり、本を読んだり。

生活の拠点ともいうべきソファ。

あれば嬉しい。

でも必需品という程でもないのかな?

なくても生活に困ることはない。

最近では座りすぎによる健康リスクも指摘されている。

数年前までは立ちっぱなしが健康に悪い!なんて言われてバーテンダーや美容師は立ちっぱなしだからよくないとか言っていたくせに、今では真逆のことを言いやがる。

今は座りっぱなしのデスクワーカーが健康に悪いとのこと。

スマートウォッチも座っている時間が長いと、アクティビティをしようと通知を送ってくる。

大きなお世話だ。

立って仕事をする方が生産性が上がるんだとか。

その影響か、昇降デスクが人気。

僕も欲しい。置く場所はないけど。
将来の書斎には是非とも昇降デスクが欲しい。

立ってPC作業をするのはシュールだ。
でも健康にも良くて仕事の評価にも上がるならシュールなんて些細なこと。

僕も立ってnoteの記事を書けばもっと素晴らしい内容のものが仕上がるに違いない。

ワクワク。

こういう思考回路で、僕の攻撃の矛先がソファに向いたということだ。

ソファに罪はない。

しかし、ソファがあるとついつい座ってくつろいでしまう。

ソファが悪い。

家にいる時ぐらいくつろいだらいいとも思うが、人間は楽が好きだ。

七つの大罪の怠惰というやつだ。

そういう環境があるとすぐに自堕落な生活になってしまう。

ソファに引き寄せられる。

イスの方がすっくと立ち上がりやすいし、長時間座っていると疲れるだろうから、立ち上がったりうろうろする頻度も上がるかもしれない。

脱座りっぱなし。


イスのいいところは姿勢がよくなるところだ。

それ以外には思いつかない。

ソファに勝てる要素はない。

オシャレなインテリアになるぐらいだろうか。

家が広ければイスもソファも設置すればよろしい。

でも家は狭い。

これはどうしようもない。

これは僕が悪い。

稼ぎが悪い。

イスかソファか選ぶのだ。

選ぶというか、どちらかを諦めるのだ。

イスでの健康効果を狙うか。

ソファでの癒しを狙うか。

これは難しい問題だ。

そもそもソファを捨てるのが面倒というもある。

でも健康の為にイスにシフトしてもいいような気がする。

さぁどうする。

イスにしよう。

ローテーブルで小さい子どもを2人食事をするのはかなり大変だ。

1歳の次男がすぐにテーブルの上に陣取り、楽しそうにしている。

出来上がった食事を並べることもできない。

テーブルならこの問題はクリアできる。

しかし、ハイチェアも購入する必要があり、出費がかさむ。

そして地面に慣れ親しんだ次男が、ハイチェアに大人しく座っているとは思えない。

危険が伴う。

でもソファを捨て、テーブルとイスを新調する。

恐れていてはなにも前進しない。

なんにでもメリット、デメリットは必ずある。
どちらかが100%正しいということはない。
その時々の状況によって使い分けるのが賢者のやり方だ。

現状、我が家に必要なのはテーブルとイス。

シンプルな導き方だ。

シンプルにカチッと決めたほうが後々後悔することが少ない。

色々考えた挙げ句に決断すると、やっぱりあぁしていれば良かったと後悔することになる。

即断即決!

さぁテーブルとイス!

明るい未来が待っている。


そして現実。

どうやってソファ捨てようか。

テーブルとイスはまだ先になりそうだ。

さて、ヨギボーでも買うか。

ではまた。


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