アンガーコントロールアンガー
アンガーコントロールにアンガーする
みなさん普段からアンガーしてますか?
僕は仕事でアンガーしない日はないです。
そんな僕がアンガーコントロールを身に着けようと奮闘するのはごく自然なことだと思います。
しかし、しかしですよ。
アンガーコントロールなど存在するのか。そんなことが可能なのか。
僕はアンガーの迷宮に迷いこんでいきます。
迷宮を彷徨っているうちに「コントロールができるアンガーなど、それはもはやアンガーではない。真のアンガーを知らぬものが考えた幻想である。」
という結論に達してしまいました。
※この記事全文は完全に僕の主観による見解です。
アンガーコントロールとは
アンガー(怒り)をコントロール(制御)するということです。
いやぁシンプルでわかりやすい。
解説は以上です。
例としては
・深呼吸をする(5秒間吸い15秒掛けて吐くを繰り返す)
→そんなことできる余裕があれば、それはアンガーではない。
・白い紙を頭に思い浮かべて、数字を数える。
→同上
・その場から離れる。(タイムアウト)
→なんの解決にもなっていない。その場に戻ると再びアンガーに。
・別のヒトに対応を変わってもらう。
→同上
・○○であるべき。という考え方をしない。
→アンガーなってからではどうしようもない。
などがあります。
はっはっはっはっはっは。
机上の空論とはこのことか。
アンガーコントロールの疑問点
普段からアンガーな人はこう思うでしょう。
なぜ自分が我慢をしてアンガーをコントロールする必要があるんだ。
怒らせてくるのはいつも他人ではないですか?
自分に腹が立つ、ということもあるとは思いますが、コントロールできない程、激高することはないと思います。
なのに、なのにですよ。
自分を怒らせる他人がいるのに。
その他人の行動を改善しましょう、ではなく自分でアンガーコントールしましょう、そして円滑なコミュニケーションを目指しましょうという。
これではアンガーしている人が間違っている、バカじゃないか、何些細なことで目くじら立ててるんだよ、と言われている気がしてなりません。
アンガーは自然な感情です。
抑制するものではないのです。
抑制しても消えません。
蓄積します。
そして、新たなアンガーを生みます。
恐ろしいことです。
他人との円滑なコミュニケーションの為に、自分を犠牲にし、皆を救おうというのに、実は新たなアンガーを生んでいただけだとは…。
救いはないのか
残念ながらアンガーになったあなたを救う手立てはありません。
ひたすら悶々して、イライラして、ムカムカするその感情を飲み込むしかありません。
諦めてください。アンガーになってはもうおしまいです。
あなたはアンガーの化身です。アンガーそのものです。
では日ごろからアンガーな人は社会では生きていけないのか。
はい。正直、とても生きづらいと思います。
アンガーになった人を救う手立てはありませんが、アンガーにならないようにする手立ては、少ないですがあります。
それは「無」になることです。
これは奥義といっても過言ではないでしょう。
「無」になれば、考える余地はなく、アンガーになるプロセスを完全に遮断できます。
「無」ってなんだよ。
と思ったでしょう。
なにもありません。「無」です。
感情を殺せって?
違います。
「無」になるということは、何も期待しないということです。
他の一切のことは自分とは関係ないと思い込むのです。
はじめに例で紹介した、○○であるべきという考え方が、基本的なアンガーの原因になっていると思います。
自分は全体のために色々考えて行動しているのに、あなたのその行動はなに?
ということも日常茶飯事でしょう。
これは、自分はこうしているのだから、あなたも当然〇〇するべき、と考えているのです。すなわち、相手にいらぬ期待をしているです。
期待ているから裏切られたと思い怒りが湧くのです。
さぁ他人のことを考えるのは辞めて、自分のことだけ考えましょう。
そうすれば、自分の以外のことはどうでもよくなり、対人関係などどうでもよくなります。
自分勝手とは違いますよ。
自分のために仕事をして、人間関係を円滑にする奥義です。
ひいてはそれが他人のためになっているのです。
普段からアンガーの人の周りには誰もいません。
でも余裕のある人の周りには自然と集団が形成されます。
奥義習得
ではこの奥義「無」を伝授いたしましょう。
考え方は「すべての行動は自分のため」です。
そこに他人が入り込む余地はありません。
それじゃあ嫌われちゃうよ?
そんなことを考えているようではまだまだ「無」になりきれていません。
その程度で嫌われるならその程度の関係でしょう。
あなたとは関係のない人間でしょう。
その人のためにエネルギーを使うのはやめましょう。
エネルギーは有限です。すべて自分のために使いましょう。
「無」の唯一の欠点は、他人への興味が急速に薄れるというところです。
アンガーを捨てるには、多少の犠牲は致し方ないと割り切りましょう。
〇他人に期待しない。
〇すべてのエネルギーは自分のために使う。
〇自分以外のことはすべて「無」である。
これらを実践することで
期待していないから裏切られることはない。
すべての行動は自分のためであり、自分に還元されるため、他人になにか言われても、関係ないでしょ、ですませられる。
他人は、他人で自分のことをしていればいいので、なにも気にならない。
この状態を「無」と呼びます。
アンガーをせっせとコントロールするのではなく「無」でアンガーのこない世界にレッツゴーです。
心を無にするのです。
これであなたも免許皆伝です。
是非、周囲に拡散して「無」の集団を形成してください。
集団の「無」とはいかなる状態なのか気になります。おもしろいですね。
会社が潰れるかもしれませんね。
おっと、僕自身がみなさんに「無」であるべきと期待している。
これで皆さんが「無」にならないと僕がアンガーに!
まだまだ僕も修行がたりません。
アンガーになる前にそろそろ退散します。
ながながと、わけのわからん戯言にお付き合いいただきありがとうございます。
全然話は変わりますが「アンガーしている」という言葉は直訳すると「怒りしている」と変な日本後になりますが、カタカナのままだとなんとなく意味が通じるのが、面白いですね。
日本語が適当なのか、寛容なのか。
そんなアンガーとは関係のない疑問を残しつつ
ではまた。
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