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人のやる気に水を差す

本当に人間関係というやつは面倒だ。

色んな種類の面倒がある。

そのくせ、人間関係を疎かにすると社会生活がままならない。

そしてひとりでは生きていけない。

もっとシンプルに楽にならんもんかね。

人に気を使うのはもちろん大事。

でもそれを当たり前と思われるとしんどい。

こっちが色々と振り切って、やる気を絞り出し奮起しても、他人の些細な言動でそのやる気にケチをつける。

一瞬で萎え萎えに。

そこからのリカバリーは難しい。

その日1日はその陰鬱な気分で乗り切るしかない。

でもそういう経験をすると他人への言葉がけに気を使うようになる。

相手の健康状態や精神状態をあるていど推察しつつ、言葉を選ぶ。

これが空気を読むというやつだな、きっと。

でもこの空気を読むというのは大変難しい。

普段は自然にやっている部分が多いのだろう、意識してやろうとするとダメだ。

あれこれ思案している内にどうでもよくなり、結局は普段通りの言動に落ち着く。

人生少し長生きすると色んな人間と出会う。

そんな中で少しずつ学んでいくこともある。

円滑な社会生活を送る為に必要な対人関係スキル。

そんな中で僕が気をつけたいと思うのは「人のやる気に水を差す」という行為だ。

さぁこれからやるぞー!ってなってる人に、ネガティブなことを言って萎えさせるやつ。

あくまだ。

夢泥棒。

そんな人間にはなりたくない。

でも振り返ってみると絶対やってたと思う。

申し訳ないことをした。

無意識の悪意は本当にたちが悪い。

人のやる気を応援できる人間になりたい。

なりたいと思ってなれるようなもんではないかもしれないけれど。


ふと思ったんだけど、水を差すの水ってなんの水なの?

普段の生活の動作で水を差すってある?

熱々のお風呂に水を入れて冷ますのは水で埋めると言うし。

うんこを流すのは水で流すと言うし。

水を差す動作が謎だ。

差すってなに?

刺すならわかりやすい。

水で刺すのは至難の業だが。

差すには注(そそ)ぐという意味があるそうだ。

へぇ。

水を注ぐ。

これならできる。

コップに水を入れるのは水を注ぐというだろうか。

でもコップに水を差すとは言わないしなぁ。

人のやる気に水を差すというのは、人のやる気に水を注ぐということ?

意味不明。

やる気=熱気 水=冷ます

人のやる気(熱気)に水を差す(注いで冷ます)ということかな?

なるほど、すっきり。

人のやる気を邪魔しない為には、熱気を冷まさせるような言動は避けようとということだね。

当たり前のことだね。

やる気を加速させる発言は、人のやる気に油を差すと言うようにしよう。

アホみたいな慣用句が完成した。

是非使ってみて欲しい。

ではまた。





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