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立冬日記/陸の食欲魔神

11/7(月)

立冬!冬!暦の上ではもう冬です。
だからって特にやることは変わらない。
今日は休みなので1週間分の買い出し。
その後、疲れに疲れて爆食。
これがもう止まらない。
食べても食べてもお腹が減って仕方ない。
そしたら午後から生理が始まったので色々と納得したが、ダイエットはどうなってんだ俺…


11/8(火)

昨日の爆食のせいで、体重激増。
何やってんだ。
…と言いながら、21時過ぎにチャーハンを食べる暴挙に出た私だ。
なーにやってんだ!

私のストレス解消法って、食べることなんだとつくづく思い知らされる。情けねぇ。

というのも、本日、夫が交通事故に遭いまして。仕事から帰宅中に、自転車で横断歩道(青信号)を渡っていたら、左前の道から来た左折車とぶつかったそうです。思わず「巻き込み事故とちゃうんかい!」って言ったよね。
幸い、頭も腰も打たず、擦り傷と、足首を痛めた程度で済んだ模様。

満月だし月食だし、何が起きても変じゃなかった。この程度で済んだことが本当に良かった。

ただ、その連絡を20時過ぎに受けて、ハラハラしながら子供たちを寝かしつけ、ハラハラしながら帰宅を待っていた私は、ストレスに耐えきれずにチャーハンを爆食したわけですね。

まぁ夫は無事だったし、相手方もきちんとした人だったみたいだし、妻が肥えた程度で済んだので、良しとしましょう。(良くない)

月が赤くて怖かった。
なんか、テラリアの日食を思い出す。


11/9(水)

以前のパート先の、同い年のお友達と初・ランチ。4時間近くお喋りした。楽しかった。
コミュ障の私が、2人でお食事に行くなんて。社会人になってからの同い年って、強いな。

とは言え、実はマスクを外した素顔を見るのはお互い初めてなので、それがすごく怖かった。

…ってのも、彼女は目元がすごく美人な人なので、私の中で無意識に「マスク取った顔も美人」補正が入ってしまっている自覚があったからだ。これですごい団子っ鼻だったらどうする?口元がガチャガチャだったら?鼻の下がすごく長かったら?顎が割れていたら?

その時の私は、また気付かぬ間に発揮してしまっていたルッキズムに打ちのめされるに違いない。おー怖い。あー怖い!

そして私の素顔を見た彼女も「なんか、思てたんと違う」って思うんだろうか。怖いな怖いな〜…

などと考えていたが、彼女のマスクを取った顔は美人系ではなく可愛い系だった。想像より顎が短く丸顔で、八重歯があって、可愛かった。

私はと言うと、「安藤サクラに似てるね!」と言われた。よく言われるー。
サクラさん好きだから嬉しいけど。
やっぱ似てるんだなぁ。

朝ドラの「まんぷく」を観てた頃、当時まだ小さかった娘が、オープニングの安藤サクラさんを見て「ママがおどってる!」と言ったことがあったっけ…


11/10(木)

今日からダイエットは仕切り直しなわけだが、どうも生理がおかしい。
7日に始まったと言ったが、ごくごく少量で止まって、その後まったく出血が無い。
ここ半年はずっと生理がおかしくて、こんな感じでなかなか血が出ないことが多いが、それでも4日目にはハッキリと出血があったのに、今回はうんともすんとも。
私の身体、どうなってんの?
(※妊娠の可能性は500%無い)

今年入ってから、若年性更年期障害を疑って婦人科を受診した際に「定期的に生理が来ている以上は、更年期障害とは言えない」と言われた。
しかし血が出ないとなると、これはやはり定期的に来てないことになるのでは?やっぱ更年期障害じゃない?ひょっとして早期閉経じゃないか?

このまま少し様子を見るけど、次回もこんな感じだったらもう一回婦人科に行こう…。


11/11(金)

…とか言ってたら、突然の大量出血ですよ。
7日を1日目とカウントすると、今日は5日目のはずなんだが。
こう言う場合は、いつが開始日で、今日が何日目になるんだろうなー。

そして、今朝は起きたら声がガラガラに枯れていた。ビタミンCたくさん飲んでも、薬飲んでも、いっぱい寝ても、全然治らない副鼻腔炎。顔が痛い。病院行った方が良いんだろうけど、行く時間も気力もない。


11/12(土)

すっごく落ち込んで日記が書けなかったので、翌日の13日に書いているが、一応12日に書いているていで。

今日は娘の習い事の中間発表会だったんだが、事前に「衣装は着ません、私服です」と言われていたのですっかり軽い感じの発表会だと思い込んでいた私は、通常通りのレッスン着で向かった。
ところが、いざ着いてみるとみんなすっごい気合の入ったオシャレな私服を着ており、それはもう衣装並み。メイクしてる子やアクセサリーを付けてる子たちもいて、もはや娘だけが場違いの雰囲気。やっちまった…!!

あとからよくよく確認してみたら、前日届いたメールに「衣装はありません。服装もメイクも自由なので、おしゃれしてきてください!」と書かれていた。忙しくて流し読みをしていたのと、事前の思い込み(軽い感じの発表会だろう)のせいで、母、盛大なるやらかし。

私の方がいたたまれなくなって、娘には平謝り。娘は「べつにいいよ」と言ってたけど、私のせいで娘は恥ずかしい思いをしたのではないか?自分だけみっともない格好で、隠れたかったのではないか?
そんなことを考え始めたら私はもう発表会どころじゃなかった。ただ、当の娘はレッスンの時よりも本番の方が生き生きとしており、あまりの可愛さに感極まって泣きそうだった(ちょっと泣いた)

この日は服装のことだけじゃなくて他にも色々とミスをして、なにも上手くできなかったので、本当に落ち込んだ。
帰りにスーパーでおやつに雪見だいふくを買ってあげる約束だったんだが、スーパーに着いたのが17時過ぎで、もはやおやつの時間ではないし。

それでさ、私はさ、もう半分無意識にさ、夢遊病のようにさ、特売されていたヤマザキのブランデーケーキ(5切入)と、シャトレーゼのチョコバッキー(6本入)を、カゴに入れたよね。
買ったよね。
帰ってから食べたよね。
ブランデーケーキ、全部平らげたよね。
チョコバッキー、3本いったよね。

10日からダイエット仕切り直して、やっと減ってきてたのに、またしても爆食してるの。
もう何やってるの、と。

今日は出血も超大量で貧血もあったので、運動もできそうにないと思ってたんだが、あまりにあんまりなので、ソファに座ったまま二の腕と肩と胸の筋トレだけはやることにした。せめてもの償いとして。

なぜこんなに食べてしまうのか。
大島弓子さんの漫画『ダイエット』に、「食べることでニルヴァーナ(涅槃)に辿り着ける」というような一節がある。
私、昔からその気持ちがすごくよくわかる。
私が食べるのは、ニルヴァーナに辿り着きたいから。ザワザワした気持ちを鎮めるために、食べずにはいられないのだ。

美味しいかどうかは関係なくて、何かを飲み込もうとしている。

娘、ごめん。
メールなんか読んでなくたって、きっと普通のお母さんなら、とびっきりのオシャレをさせただろうに。晴れの日だもの。

普通になれなくて、ごめんなさい。


11/13(日)

というわけで、今日もまだ立ち直れない。
…というか、単純にずっと副鼻腔炎が治らないのもある。ずっと顔が痛い。目の奥が痛い。鼻水がすごい色。今日夫いるし、病院行こうと思ったけど、今日は日曜だ。あぁー…。

昨日寝る直前まで食べてたので、怖いから体重測らない。お腹が空くまで食べないぞ。
…と思ってたけど、8時になる頃には余裕でお腹が空いて、普通にご飯食べましたね。

ドンブラザーズを見てひと笑い(ソノシって!)してから、夫が子供たちを公園に連れ出してる間に、家族のお昼ご飯のサンドイッチ用のパンを買いに行く。
そのついでに子供たちが喜びそうな袋菓子とかプリンとかちょいちょい買って、そこでやめれば良いのに、甘栗とコーヒーゼリーとゆで小豆の缶詰も買って、帰ってから自分のお昼ご飯にそれらを食べるよね。もうダメだな。

ちょっと食欲がおかしい。
ここのところ、心身共に疲れてる自覚はもちろんあるんだけど、それにしてもコントロールの効かなさがひどい。昔の過食衝動が戻ってきている。
んで、結局夜になって、子供達用に買ったお菓子まで開けて食べちゃうんだから始末に負えない。

ダイエット云々より、まずは食欲を正常化させた方が良い。
お前は何を飲み込もうとしてるんだ。
何が欲しいんだ。
知ってるぞ、ただただ受け入れて欲しいんだろ。

優しい言葉で包んで欲しいんだろ。
甘やかして欲しいんだろ。
それを他者から与えられたいと思っているんだ。与えてもらえないから、甘いお菓子で埋めてるんだ。本当は愛されたいだけなんだ。

夫。
夫はどうして、「失敗して立ち直れない」と言った妻に対して「元気出して。衣装なんか着なくたって、娘は一番可愛いよ」とか「ちょっと疲れてるんだよ、俺がご飯作るから、今日はゆっくり休んだ方が良いよ」とか、言ってくれないんだろう。

どうして我関せずの顔で、ヘラヘラとYouTubeを観てるのだろう。

もちろん、私が選んだ人なのだけど。
こういう時に、すごく悲しくなるのよね。
私は誰と子育てしてるんだ?
私は誰と結婚したんだ?

別に、私の過食は夫のせいじゃないけどさ。
自分のせいだけどさ。
それに私は副鼻腔炎だけど、夫は車にはねられてるからな。どちらかというと、きっと私がいけないんだろう。

「優しく」て、「育メン」で、浮気もギャンブルもしない、勤続15年の真面目な夫に、一体それ以上の何を求めているのかと。
世間の声が。「世間の声」という名の私の心の声が。私のコンプレックスが。

私をしめつけている。
私は、自分が選んだ人に愛して欲しかっただけなのに、私の欲しい形の愛は、この人からは得られないのだ。

いや、多分、それはもはやこの世の誰からも得られそうにはないんだけれど。


11/14(月)

21時までは至極健康的な生活を過ごし、あすけんも100点を取ったのに、21時過ぎにお菓子をと炊き込みご飯を食べた私だ。
今日も今日とて!

お腹空いてなんかいなかった。
食べなくて良かったのになんで食べるんだろうなー。なんでって、そんな問いかけ意味はないけどさ。

昨日、夫が子供らを連れて行った先の公園で、娘の幼稚園のクラスメイトとそのママに遭遇したそうだ。
で、ママさんが後から私に子供たちの写真をLINEで送ってくれて、「パパ、公園をはしごすると言っててビックリしました!超・育メンですねとメッセージをくれた。(だからこそ、昨日の日記なのだけれど)

このママさんは、美人で、いつも笑顔で明るくて、元気で、おしゃれにしていて、どういうコネクションなのか園中のママと仲良しで、園の子供たちみんなから好かれていて、(人見知り激しいうちの娘ですら漏れずに懐いていて)、コミュ障の私にも会うといつもわざわざ声をかけてくれて、車ですれ違うと手を振ってくれて、「あぁ、こういう人がママだと、子供も幸せだろうなぁ」と思わせる人。
私もこんなママになりたかったな。
なれなかったけど。

うちの夫も、元々はこういう明るくて元気な女の人が好きなタイプのはずで、いったい全体どういう経緯で、まるで真逆の、陰気で人生に疲れた私と結婚などしたんだろうか。

落ち込んでいる私を放置した上、「(下の子が)風邪気味で、週末中に治したいからあんまり連れ回さないで」と言った私の言葉などお構いなしに公園をはしごしようとしていた夫は、端から見れば育メンなんだな。いや、実際、協力的な方なんだろうとは思うけど。

件のママさんは、おそらくシングルマザーなのだけれど、例えば私がこのまま副鼻腔炎をこじらせて死んでしまって、残された夫が子供たちを連れて、このママさんとうまいこと再婚なんかしてくれたら、今よりもよほど幸せな家庭が築けると思う。いつもそういうことを考えている。副鼻腔炎をこじらせて死ねるのかどうかは、知らないが。

我が家の幸せな未来のためには、私がいない方が良い。ずっとそう考えている。それは子供が生まれてからずっとそう。
このことは、今まで色々な人に相談して、色々説かれたり叱られたりもしたけど、解決はできずに今に至る。
結局、これって私の心持ちの問題で、突き詰めれば私の愛が足りないせいなのだろう。

愛ってなんなんだよ。
そんな幻みたいなもんが、本当にこの世に存在すんのかよ。
愛なんてな、そんな壮大なもんじゃないんだよ、きっと。夢を見すぎてる。
もっと地に足ついた、味気も何もない、日常の延長にあるつまらないものなんだよ。
きっとね。


11/15(火)

鼻水の色が治ってきた。
膿がだいぶ出きったかな。

とはいえ、今日の私もダメでした。
食べても食べても満たされず、食べたってなんの意味もないことを分かりながら、食べている。
風邪気味だし、買い物行ったら余計なもの買っちゃうから今日は家から出ないことにしてたのに、結局家にあるもん色々食べちゃってどうしようもない。

そろそろ切り替えないとな本当に。
何がダイエットだ。聞いて呆れるぜ。

とりあえず日課として、風呂上がりに娘と柔軟することだけはできる限り続けている。
初めはただただ痛いだけの柔軟が、だんだん気持ち良くなってくるので不思議。柔らかくなってきたかと言われると、まぁ大した変化はないけども。


11/16(水)

昨日の夜、怒りが爆発して夫に当たり散らかした。いや、当たり散らかしたというか、夫に対しての怒りが爆発したので、半分は正当に怒っていて、ただもう半分は八つ当たりに近いものがあった。というよりも、やりすぎたな。やりすぎた自覚はある。

12日の件をいまだに引きずっているだけなんだけど、結局それはキッカケに過ぎなくて、そういった何かしらのトリガーが、私の中にあるコンプレックスやトラウマを芋づる式に引きずり出しているだけなんだろう。毎度毎度。

とは言え、爆発したら少しメンタルが回復したので、やはり溜め込まずに出すことは大切らしい(出された側の夫からしたら、溜まったもんじゃないと思うが)

とりあえず、今抱えている色んなことを、自分ひとりで反芻しているのではなく誰かに話した方が良いと思ったので、日曜日にカウンセリングの予約をした。近所にたまたま見つけたところ。良いカウンセラーさんだといいが。


11/17(木)

昨日と今日は爆食もしないで健やかに過ごせた。

いや、健やかなのか?単に忙しくて食べてる暇がなかったと言う方が正しい。
ある程度忙しい方が、ダイエットは捗るな。


11/18(金)

今日、夕飯を作ってる最中に包丁で小指の先を切ってしまって、傷自体は大したものではないし痛みもほぼ無かったんだけど、ショックがでかい。
大根を切ってたら一瞬全てがスローモーションになって、「あれ、こんなところに手を置いてたら指切っちゃうな」って理解した直後にザクッと行ったので、自分でも「わー、何やってんのー」って感じだった。思考に行動が追いついてない。

疲れてんなー。

録画してた「silent」を見たが、結局のところ想と紬って高校時代に出会った時から絶対にお互いじゃなきゃダメなんであって、そこはもう決定的なんだよな。それを本人達が理解してないのがよろしくない。私が奈々の立場なら闇堕ちしてんぞ!

どんな障害があろうと、絶対お互いじゃなきゃダメだし、湊斗や奈々がどんなに魅力的な人物だろうと、周りが何を言おうと、それはもう関係ないのよね。想と紬が結ばれるのがまず絶対条件。お互いの性格とか趣味の問題じゃなくて、引力だよ引力。それを自覚してさっさと2人で幸せになるべき!

だからこそ、別れを選んだ湊斗の気持ちはよく分かる。そのポジション(紬の隣)、絶対に自分じゃないってこと、一番分かってるもんね。

あ、別にドラマを批判してるんじゃないです。とても楽しんで視聴しております。「分かってないのは本人達だけで、周りはもう分かりきっています」という恋愛あるあるパターンがよく描かれてるなぁって。まさに「末長く爆発しろ」な2人だと思った次第です。

目黒蓮から「家、行こっかな」と言われる世界線て!!!
(いや、想君からな)


11/19(土)

ご存知の通りここ最近の過食癖がすごいわけだが、そんな折にテレビにセサミストリートのクッキーモンスターが映った。

なので「クッキーモンスターになりたいな。クッキーたくさん食べて、そのうちに身体が青くなって、毛がもしゃもしゃ生えてきて。あぁもうママは、クッキーモンスターになってしまおうかな」と言ったら、子供たちが「やだー!!ママ、クッキーモンスターにならないで!!」と叫んだ。

それから数日「クッキーモンスターになろうかな」「ならないで!」というやりとりを繰り返していたんだが、本日ついに息子から「クッキーモンスターになってもいいよ。ママがクッキーモンスターになっても、もっとスキになるよ!」と許可を頂きました。

でも私はダイエット中でクッキー爆食いなど控えなきゃならないので、「クッキーモンスターになったら太っちゃうよ。ぶくぶくのママになるよ」と言うと「ふとっちゃってぶくぶくのママもだいすきだよ」といじらしいことを言うじゃないか。俺の息子。天使。
とは言え、本当にクッキーモンスターにはならないように気をつけなければならない。

「そしたらママ、クッキーモンスターはやめて、エルモになろっかな」と言ったら「エルモはダメ!!!!!!!!!!」だそうです。


11/20(日)

カウンセリングを受けてきた。
これでいて、過去に様々なカウンセリングを受けてきているので、別に今回も大した期待はしていない。劇的に何か変わるとは思っていない。

大事なのは、今の気持ちを吐き出すことだ。
否定されることなく、気持ちを吐き出せる場を、金で買うのだ。そのためのカウンセリングだ。

結論から言うと、やはり特に気持ちの変化があったわけではなく、問題が解決したわけでもなかった。
頂いたアドバイスも「怒りは6秒我慢しましょう」とか「中間子は寂しい思いを抱えている人が多いんですよ」とか「ひとりで、自分の好きなことをして過ごせる時間を作りましょうね」とかの定石であり、「そんなことは分かっているんですけれど、できないから困ってるんですよ」という気持ちになったが、少なくとも「現状を変えたい」という気持ちがまだ私に残っているということは確認できた。だからこそカウンセリングを受けに行ったのだし。

結局のところ、私は自分で自分をカウンセリングしていくしかない。自分を一番理解できるのは自分だけだから。面倒だけど、もはやそれしかない(そのためには並走者となるカウンセラーさんがいた方が良い場合もあると思うが、私の場合、私が望むような人物にはうまく巡り会えなかった)

来年はじっくり1年かけて、自己カウンセリングをして、それを記事にまとめて昇華していこうと思う。

私はどうしたいのか、何が問題なのか、何を求めているのか、自分で自分を掘り下げるしかない。誰かや何かのせいにすればそれは楽だけれど、何の解決にもならないし、そういう人になりたくない。ならないように踏ん張りたい。全て私が選んできたことなんだから。

すすきが壮観であった。


11/21(月)

珍しく連休の夫が、「今夜はワールドカップ初戦だって!」と色めき立って夜ふかしをしていたので「にわかファンめ」と先に寝たんだが、朝起きたら「ねぇ聞いて。昨日夜中まで起きてたのに、キックオフしたら日本戦じゃなかった」とか言ってる。日本戦だと思ってたんか。ホントににわかだな。

それはさておいて。
タロットカードに「孤軍奮闘」のカードがある。ワンドの7。
今の私は多分あんな感じ。
ひとりで全てをなんとかしようとしている。
それがよろしくない姿勢だというのも理解していて、だけど、では、誰に頼れば良いのか、何に頼れば良いのかも、よくわからない。

多分わたしは、わたしの理想とする「理解のある彼君」が欲しいだけで、だけどわたしの理想ってものすごく煩雑だから、そんな人がこの世にいるとは思わない。

ピグマリオンがガラテアを作り上げたみたいに、そんな「彼君」を頭の中で作り上げては、夫や周りの振る舞いと比較して、現実に失望しているだけ。しょうもない。

最近『世にも奇妙な物語』を見たせいでピグマリオンの例えなんか出してみたけど、こうやってすぐに比喩の世界に浸りたがる自分も、ダサいな。

どこかに行きたいどこかに消えたいと願っているけれど、本当は、どこかに行かなくてもどこかに消えなくてもいい、強くて図太い心が欲しい。

なんか、格闘技でも習おうかな。
合法的に、キックしたりパンチしたりしたい。

やっぱ筋肉かな。筋肉が全てを解決するのかな。筋肉が図太くなれば、心も図太くなるかしら。

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