オープンデータを提供しているウェブサイトの紹介

オープンデータとは?

オープンデータとは,「機械判読に適したデータ形式で、二次利用が可能な利用ルールで公開されたデータ」であり「人手を多くかけずにデータの二次利用を可能とするもの」です。つまり、誰でも許可されたルールの範囲内で自由に複製・加工や頒布などができるデータをいいます。もちろん商用としても利用可能です。
参照:自治体オープンデータ

一部利用規約が設けられているWEBサイトも存在し、出典の記述や、提供元への報告が必要な場合もあるので、規約や条件は確認したうえで加工や分析をすることを推奨します。

オープンデータの利用用途

商用利用から機械学習、ポートフォリオ作成のための利活用など様々なユースケースがあります。
例えば、株式会社カカクコムが運営している不動産住宅情報サイト「スマイティ」では、住みやすさの指数を出すために人口や犯罪率のデータが活用されていますし、家計簿アプリ「zaim」では政府が公開している給付金や控除などの情報を配信することでユーザーの財テクのサポートを行えています。

オープンデータ提供サイト4選

1、DATA GO JAPANデータカタログサイト
2、e-Stat政府統計の総合窓口
3、RESAS
4、LinkData



DATA GO JAPAN

DATA GO JAPANデータカタログサイト

「DATA.GO.JP」は行政機関が保有し公開しているオープンデータを個人や企業などの利用者が検索、活用するためのWebポータルサイトで、各行政機関が保有する、予算、決算、調達情報や各種統計情報、防災・減災情報など1万件以上のさまざまなデータを一つのサイトから一括して検索することが可能です。


e-Stat

e-Stat政府統計の総合窓口

「政府統計の総合窓口(e-Stat)」は、各府省が公表する統計データを一つにまとめ、統計データの検索をはじめとした、さまざまな機能を備えた政府統計のポータルサイトです。
知りたい統計データを簡単に検索して、パソコンにダウンロードできるほか、データベース化されたデータを使って人口ピラミッドなどのグラフを作成する機能、統計データを地図上に表示する機能など、ユーザーのニーズの高い機能を数多く備えています。
APIも提供しており、Pythonなどから直接分析することもできます。


RESAS

RESAS

地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、地方創生の様々な取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が提供しています。
マップやグラフを用いてビジュアライズがされているので、統計分野に触れていない人でもわかりやすく回覧できるのが特徴です。


LinkData

LinkData

LinkData.orgはデータの流通、及びアプリケーション開発からビジネスまで幅広くデータの活用を支援するプラットフォームです。
オープンデータを見つけて、加工して、共有するまでワンストップで行えるのが特徴で、テーブルデータの作成などもチュートリアル可されているので初心者でも負担なく経験を積める仕様となっています。


さいごに

今回紹介したサイトに限らず、オープンデータを提供しているウェブコンテンツは多く存在します。
分析のトレーニングに使用してスキルアップにつながると幸いです。


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