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仕事で関わる人に敬意を払う

学校事務として働き始めて、もうすぐで2年がたちます。
学校事務は、全く自分が希望していなかった仕事であって、モヤモヤしながら仕事をしています。以下、自分の鬱憤を記していきます。

正直、私は学校事務の仕事が好きではありません。あと1年働けば、異動の対象となるので、そこでもう学校事務の仕事から離れたいと思っています。旧態依然としているし、この経理の仕事に疲れてしまったからです。

こんな感じでこの仕事はいつだって辞めたいと思っていますが、ただこの仕事で学んだこともたくさんあります。

学校事務の仕事は、ルーティンワークがメインで、地味(良いほうに捉えれば「堅実」)で、「裏方」と思われることが多いかと思います。ちなみに、私は学校事務として働き始めてから、「裏方」という表現は本人から言い出さない限り、あまり使わないほうがいい言葉だなと思い始めました。今回はほかに適当な表現が見つからないため、使います。。

学校内での職員のポジションでいえば、中心に教員がいて、周辺に学校事務や給食員方、業務員の方、そして学校の外に目を向ければ、学校を支えてくださっている業者の方々がいるように捉えられがちです。

これは、教員が生徒を支えているのは自分たちであるという無意識に主役だという認識を共通してもちがちであり、そして学校の職員数で大多数を占める教員の意見・視点がその学校を形成されているような感じになってしまうからです。教員以外の職員の意見・視点が見えなくなってしまいます。見えても、他人事という感じがします。学校事務だって大変なのに、教員だけいつも大変だねって気を使ってもらえます。先生の仕事の大変で余裕がない、教員同士の軋轢等々、本当にいろいろあるかとは思いますが。

教員に自分の仕事の辛さを話しても、「頑張りなよって」、なんだか自分が生徒になって、指導を受けているみたいです。そういうアドバイスを求めているんじゃなくて、学校事務の視点に立つ努力をして話を聞いてほしいんだけど、なかなか視点が移動してきません。全員ではありませんが、視座が低いなあと思う人が結構います。分かり合えないなあって思って、なんで自分がこんな窮屈な気持ちで働かなければいけないのだろうと思ってまいます。

いくら「裏方」や「周辺の人」と扱われたとしても、自分にとっては自分が中心ではないでしょうか。

そうやって、学校で裏方と扱われる学校事務、給食員の方、業務員の方、そして業者の方々の仕事は学校の運営における役割・必要性を自分なりに考えました。そして、仕事が忙しくてあまりお話はしていないけど、いつもありがとうございますって敬意を払うようにしています。

この学校事務の仕事をしていなかったら、気づけなかったことだと思います。勉強になったことの1つです。


#仕事の心がけ

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