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猫たちとの日常③〜もしもの時の備え〜

先日、宮崎で大きな地震がありました。

この地震で「南海トラフ巨大地震の可能性が相対的に高まっている」とのこと。

昨日は夜にスマホからけたたましい警戒音が。
緊急地震速報でした。
私の住む埼玉は震度1〜3(ところにより4)でしたが、もっと大きな地震が近いうちにくる可能性は十分にあります。

もちろん自分たちが無事であることが大前提なのですが、いちばん気にかかるのは猫たちのこと。

うちの猫たちは地震をとても怖がります。

地震が来るとパニックになり、ベッドの下に潜り込んでしまいます。
パニックは一時的ですが、大地震の後、いろいろ不便になることが予想されます。

大きな地震がきたらどうするか?
その時にどう行動するか?

今はお盆休みに入り、いい機会なので備えや我が家の行動指針を見直すことに。

家が倒壊したり、火災に見舞われたり浸水する可能性もあります。
その場合は自分たちの安全を確保しつつ全力で猫たちを捕まえて避難するしかありませんが、捕まえられない可能性もあります。

そういった極限状態のことも考えなければいけませんが、今回は地震がきて家も全壊を免れたものの、ライフラインがストップした場合の物資を見直しました。

まずは地震が来たときに我々がどこにいるかで対応が変わってきます。


職場にいた場合

私も夫も職場は徒歩圏内。
職場で建物の下敷きになるとか怪我でもしない限り、そして道路が何かで塞がらない限り、遅かれ早かれ帰ってくることはできます(たぶん)。

2人揃って遠出していた場合
この場合は公共交通機関の状況に左右されますし、どこまで行っているかでも変わってきます。

都内なら公共交通機関の復旧を待つか、最悪歩いて帰るか?
東京と埼玉の境に荒川という大きな川があるので、橋を渡れるかどうかにも左右されそうです。ちょっと厳しそう。

焦って動いて怪我をしたり、混乱を招いたりして人に迷惑をかけることは避けたい。

猫たちは水さえあれば数日〜1週間は大丈夫だと思うので、遠出していた場合は自分たちの身の安全を第一に、焦らずに行動するしかありません。
まぁ、猫たちを置いてそんなに遠出することもないとは思いますが。

家が壊れていた場合は・・・。
一応、積水ハウスなので信用はしていますが、どうか持ってくれ。

猫たち用の水入れも見直さなければ。

我々の両方、もしくはどちらかでも家にいる場合
どちらかが外出中でも「どうか無事に、焦らず、頑張って帰ってきてくれ」としか言いようがありません。

電気や水が止まってしまうことは十分に考えられるので、そのための備えをチェック。

うちはオール電化なので、電気が止まると致命的です。
昼間は太陽光発電で電気を使うことができますが・・・。

ですが、猫がいるので家が壊れて住めない状態にならない限り、極力自宅で生活するつもりです。



人間の備えも猫の備えに通じる部分が多々ありますが、たくさんありすぎるので今回は猫の備えについて。

最低限必要なもの
【食料や水、電気、日用品などの供給が止まった場合の備え】

・食べ物
・水
・食器
・トイレグッズ(砂・トイレ・スコップ・袋等)

最悪の場合、猫を連れて一時的に避難する可能性もあるので、その場合に必要なもの
・キャリーバッグ
・簡易ケージ
・ハーネス、リード
・洗濯ネット

食料や水、電気などの供給が止まった場合に備えるもの

普段の食事は生肉ですが、おそらく災害時は手に入らない。
フリーズドライのフードも常備していて、賞味期限が近づいたら食べて、新しいのを買うようにしています。缶詰もあった方が良さそう。

水で戻すタイプのフード。猫もチェック。
賞味期限が近づいているのでそろそろ消費しないといけません。

人間の分もあるので、水はもう少し必要かも。

もう1箇所にも10数本保管。手前には人間用のレトルト食品が。

使い捨てできる紙皿。人間の分もあるのでもう少し買い足そう。

木屑を利用した猫砂。
普段は木屑を固めたパインウッドという猫砂を使っているのですが、こちらは前に使っていたもの。そこらじゅうに飛び散るので使わなくなり、備蓄用に。

ちなみに人間用の災害時の簡易トイレはなぜこんなにたくさん?というくらいある。

普段から使っている防臭袋。医療用の素材でできているそう。
臭う生ごみなども入れられて便利です。

あとはお湯を沸かすカセットコンロなどでしょうか。
ガスももう少し買っておいたほうがよさそう。


最悪の場合、猫を連れて一時的に避難する可能性もあるので、その場合に必要なもの

あまり考えたくないですが、そうなる可能性も考えられます。

どこかで預かってもらうというのもあまり現実的ではありませんが、徒歩圏内に私の実家(うちより頑丈そうなマンション)があるので避難する可能性も。
ただ、ペット禁止のマンションなのでケージなどが必要かもしれません。

キャリーバッグはリュック型を使っています。両手があくし、しっかりした作りなので安心感があります。56nyanという猫グッズ専門店で買いました。

リュック自体もしっかりしていて重いので、4キロの猫が入るとかなりの重さに。
まぁ、何かあったときは火事場のなんとかで重さなんか気にならなくなりそうです。

こちらは簡易ケージ。
2匹目を迎えた時に一時的にこの中にいてもらいました。
ただ、ちょっと簡易的すぎるので強度が不安。
だからと言って金属製のケージを買うのも・・・。
ペット禁止の実家避難の時に使うくらいかな。
あとは、家が部分的に壊れて危ない時に入ってもらう場合でしょうか。

猫壱さんのもの。右に写っているのは簡易トイレ
奥に写っているキャットタワーが地震時に倒れてくる可能性もあるので固定を確認しておこう。

次はハーネスとリード。
最初はお散歩させようと思って買ったのですが、猫たちが嫌がってつけることすらできません😅
特に片方は捕まえようとするとウナギのようにつるっとすり抜けてしまいます。しかも抱き上げようとすると後ろ足で強烈なキックを見舞ってくるので、捕まえることも至難の業。
うーん。。。
災害時にこれが必要になるのか疑問でもありますが、慣れさせておく分にはいいと思います。
しかしこれを見せた途端逃げて行く猫たち・・・。

こちらも56nyanさんオリジナル。
なぜか片方がLサイズ。なぜMを買わなかった、私?

あとは洗濯ネット。
健康診断で動物病院に行くときなど、2匹ともなかなか捕まらないので、かわいそうですが片隅に追い込んで洗濯ネットで捕獲することがあります。

行く前はこの世の終わりみたいに逃げ惑っているのに、動物病院で血液検査が終わると自分から積極的にバッグに入る猫たち。
ごめんね、嫌だよね、怖いよね😺😺

簡易ケージ、ハーネス、洗濯ネットなどはこの袋に入れて人間の防災グッズと一緒にしまっています。

こうして書き出してみるといろいろ不備があったり、買っただけでちゃんと使えていなかったりするものが多いことに気づきます。

モノではないのですが、大事だと思うのは、普段から猫を飼っている人たちと繋がっておくこと。

お互いの不安を煽るのは良くないですが、情報交換をすることで自分では気づかない視点を得ることもできます。

私はあまり積極的に人付き合いする方ではないのですが、繋がっていればそれだけで安心感もありますし、何かあったときにお互いに助け合うことができます。


今回は猫の備えを見直しましたが、何より大事なのはまず我々が無事でいることです。

災害時は物資が不足するかもしれませんが、自分たちで用意できるものは普段からできる限り用意しておき、救援物資は本当に必要な人たちに届いてほしい。

人間の備えもこの連休中にしっかり見直したいと思います。
これ書いている間にもやれって話ですが😅


こちらは無印良品のページです。
人間用の備えについてですが、見やすかったので参考までにどうぞ。


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