成績は自分の力で上げる

 勉強内容が分かることと、テストで点数が取れることは明確に異なる。
内容が理解できればすぐさま点数が向上すると安易に考えてはいけない。
 
 自転車に乗ったことがない人が自転車の乗り方を教わって理解したからといってすぐに乗ることはできないだろう。
 
 勉強も自転車と同様、理解したからといってすぐにできるようなものではない。
内容を理解したうえで、自分自身で練習を積む必要がある。
 
 
正直、ここを十分に理解できていない人が多いように思う。
勉強は自分自身で練習をする必要があるということを。
 
勉強が理解できなくなってきた人は総じて通信教育、塾、家庭教師といったところに相談し、成績の向上を図るだろう。
 
もちろん、そうした学習サービス機関は豊富な知識で生徒をサポートし、
生徒のわからない部分をわからせることはできるだろう。
 
しかし、点数を上げることはできない。
点数を上げるのは紛れもなく本人である。
なぜならテストは自分一人で解かなければならないからである。
 
 
試験会場では、教師は生徒をサポートすることができない。
だからこそ、自分ひとりで自信をもって問題を解けるだけの力をもつ必要がある。そのためには、自分で繰り返し問題を、自分の力だけで解けるまで解く必要がある。
 
分からせてあげられるが、
できるようになるには自分の練習が必要なのが実情です。
 
そうしたことも踏まえると、自習をすることが非常に大切になってくる。
言い換えれば、自習なくしてテストの点数は上がらないと思ったほうがいい。
 
 
自分で学習する部分。宿題の設定や自習室の提供はそういった意味で非常に大切になってくる。最後は自分が成績を上げるという意識をもって日々の勉強に励んでいただきたい。

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