【5分で読める】フリービット株式会社について調べてみた!
本記事をご覧いただきありがとうございます。
気になる企業を勝手に調査するシリーズとして通信事業を軸にグループ全体で多くの事業を展開しているフリービット株式会社について調査しました。
SEO大手のフルスピード社もグループ会社の1つなんですね。今回調査するまで知りませんでした。。グループ会社も気になる企業ばかりですが、今回はフリービット社に焦点を当ててまとめたいと思います。
・フリービット社の概要
まずは会社の特徴について要点を列挙してみました。
設立は2,000年でプライム市場に上場
創業者の石田さんは福岡県出身で慶應義塾卒業
多くのグループ会社がある。連結では900名、フリービット単体では261名(2023年4月現在)
業務概要はインターネットインフラの提供やMVNE /MVNO事業、コンサルティング
法人と個人それぞれに向けたプロダクトを展開
法人に向けて多くのプロダクトやプラットフォームを保有。(以下URLの通り)
会社の強みとしては「徹底的なマーケットイン思考」で多くのプロダクトを市場に展開している点になります。IT業界はどうしてもプロダクトアウト思考でサービスを設計しがちですが、フリービットは市場を見て、グループ全体の総合力でサービスを作り続けているのが強みではないかと思います。
・法人向けサービス概要
冒頭でも述べましたが、グループ全体で多くのソリューションを展開しています。最もラインナップが多いのがネットワーク/クラウド/データセンターの領域になります。
通信/ネットワーク:ファイアーウオールからウイルスチェック、VPNサービス、Wi-fiアクセスポイントサービス、ローミング、システム運用保守、SaaSのリモート接続サービス、高セキュリティSIM、MVNO、ISPサービス、ホスティング/ハウジング機能を提供。
クラウド:クラウドストレージ、仮想専用サーバー、ファイルサーバー、録画データのセキュア保存、DNS切り替えサービス、クラウドメール、高セキュリティクラウドを提供。こちらも用途に合わせて多くのサービスを展開しています。
デジタルマーケティング:こちらの領域を通信会社が持っているのはユニークかと思います。広告効果可視化ツール、SEO対策、アフィリエイト、ECサイト支援サービスなどを提供しています。
ISP/通信事業者向け:動的IP、固定IPなどがあります。それ以外にも上記で記載したサービスがWebサイトにこのジャンルに重複して掲載しています。
他にも不動産向けのサービスをパッケージとして提供しています。こういったグループウエアの領域はGoogleなどの外資系領域が強い印象ですが、フリービットもそれに対抗して国内で根強く会社を経営されているんですね。
・MVNO Packとは?(MVNO事業者支援事業)
MVNOというとどうしても携帯電話会社を思い浮かべるかと思いますが、そちらについては以下のNoteでもまとめていますのでご参照ください。
フリービットのMVNO Packの特徴としては以下の通りです。MVNO事業者が事業を開始しやすいよう支援内容がオールインワンで含まれています。
ドコモ回線をMVNO事業者として利用が可能。1回線あたりのデータ通信量の制御が可能な為、「4GBプラン2,000円」のようなサービス提供が可能。
近年のIoT事業者向けに「低速SIM」、「上り大容量SIM」、「無制限SIM」などを提供。グローバルIP利用もオプションでできるようですね。それぞれの料金は公開されていないので問い合わせフォームから連絡する必要があります。
ネットワーク運用監視も提供しています。有人監視かは明記されていませんが、自社でこういった領域を行うと負担が大きいのでメニューとしてあるのは助かります。
管理ツールも提供しています。通信データのダウンロードやAPIも利用できるので自社サービスのアプリなどで通信量の表示もできそうです。
・最後に
すみません。。。情報量が多すぎてうまくまとまりませんでした。他面的に事業を展開している分会社全体を把握するにはまだまだ時間がかかりそうです。
それでも、今回の記事を書いていて事業の領域についてはおおよそ理解ができました。次は各事業の強みや逆に弱いポイントなどを調査してみたいと思います。
今回も記事を読んでいただきありがとうございました。今後もIoT領域で活躍している企業についての記事を書いていきたいと思います。
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