マンハッタンで健康診断

前回の「一時帰国回顧録(主に機内における)」記事から約4ヶ月経ってしまった、、久しぶりの日本で行った店、食べたもの等も書いていこうと思っていたのにもはや一時帰国の事を一切思い出せない。もうやめよう。
諦めの早さが私の長所。
さて、一昨日8月29日はマイケル・ジャクソン(私の最愛の人)の誕生日。ラスベガスで行われる無料のお祝いイベントに参加したかったが、健康診断の予約が入ってて泣く泣く断念。このイベント告知より先に健康診断の予定が入っていたのだ、、、即刻キャンセルしたかったけど、夫の会社経由で予約を入れてるから迷惑をかける訳にもいかず泣く泣く健康診断へ。
ちきしょーーベガスへ!ベガスへ行きたい。行かせろ!と思いながら早朝の電車に乗る。通勤客と旅行客で大混雑だったがなんとか席を見つけ座る。ぼーっとしながら歩いてマンハッタンのクリニックに到着。受け付けで10ドル分のスタバカードもらえてようやく少し気が晴れる。
バリウム検査で「この粉全部とカップの中身を半分飲んでね」と私に手渡し隣室へ移動する女医。嫌なことは早く終わらせたい私は一気飲み。そんなに早く飲み終えると思ってなかった女医が慌てて隣室から駆けつける。身体をちょっと右へ、こちら向きに、と言われる度に私は動きすぎるらしく女医から「relax!」と頭をぐっと枕に押さえつけられたり足をひん曲げられてシェーのポーズを作らされる。そうこうしてる内にお互いおかしくなってきちゃって二人でゲラゲラ笑い出す。途中で残り半分のバリウムを口に含み、女医が「drink!」と言ったら飲み込むという流れもあったが、笑っちゃってバリウムを全部吐き出しそうになる。こんなに楽しかったバリウム検査は初めてであった。
身長と体重測定。表示された体重に驚愕。医師「どうしましたか?」私「もうちょっと痩せてるかと思ったので」医師「これ位が健康で良いですよ」なんていう会話をする。
とにかく苦手で毎回ど緊張する採血。「親指を他の指で握っててくださ〜い」と言われ握る。めちゃくちゃ痛かったけど声を出したり動くと危険だろうからひたすら我慢。「もう手を開いていいですよ〜」と言われるが動いたら血が吹き出そうで怖くて手を開けない。目を閉じたまま微動だにしない私に医師「具合大丈夫ですかっ?」とびびる。「大丈夫です大丈夫です」と目を閉じたまま答える私。結局親指を握ったまま部屋を出る。
落ち着くために待合室で水を飲もうとするも、収まらない動揺が私にキンキンに冷えた水をフーフーさせる。
結果は2〜3週間後に出ます等と説明を受けてなんとか終了。
朝から飲まず食わずなのでふらふらになりながら駅に戻ってGrilled cheese sandwichをがつがつ食べる。そのまま店で寝そうになるのを堪え、電車に乗ってなんとか帰宅。
後から知ったが、その日未明にタイムズスクエア周辺の水道管が破裂して一帯が浸水したらしい。そういえば幾つかの道とメトロ駅が封鎖されてたし、サイレン鳴ってたし、警官も多かったけどいつもそんな感じだから不思議に思わなかった。
来年は予定を入れずにちゃんとマイケルのお祝いをしようと思う。

もらったスタバカードとコーヒー

※非常にまぎらわしいが、写真のコーヒーはスタバのものではない


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