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長期インターンで学んだこと

こんにちは。田代真寛です。
友人との待ち合わせまで時間があったので、日本で取り組んだ長期インターンでの学びについて言語化しておこうと思います。

1社目 ICHICOMMONS

1社目はICHI COMMONSというシード期のベンチャー企業でインターンをさせていただきました。

企業のサステナブル事業の支援を行う企業で、僕が在籍していた時はNPOと企業のマッチングプラットフォームを作成していました。

僕の役割はNPOに電話営業を行ってプラットフォームを利用していただくこと、それからNPOの方にインタビューをさせていただくことでした。

学んだこと

  • 事業計画の重要性

『小さく始めてみる』ことは重要ですが、筋の悪い事業を作り続けてもリソースの無駄遣いです。

事業計画書の中で『誰の、どのような課題を、どのようにして解くのか?』を明確に言語化した上で、それらを数字に落とし込んでファイナンス計画やマーケティング計画を作成した段階で『小さく始めてみる』ことが重要なのではないかと思います。

そうしないと、仮に失敗した際に何を改善すればいいのか分からず、また明後日の方向に向いた事業を作ることになるし、撤退の基準もわからないからです。

・収益性

ベンチャー企業における収益性の重要性を学びました。

社会に良いことをする『ソーシャルビジネス』という言葉が流行っていますが、ビジネスである以上は収益性が最優先だと思います。

『社会に良いことをしているから、収益が出なくても仕方ない』では、株式会社では通用しません。

ベンチャー初期は、どれだけ早くキャッシュが手に入り、死なない体制を作るかが鍵だということを学びました。

  • 経営メンバーの構築

ベンチャー企業において、No2やNo3にビジネス経験の豊富なメンバーが入っているかはものすごく重要だと感じました。
経営陣がビジネス経験の浅い若手だけだとどうしても施策に迷いが出て迷走します。

 事業を作る際はビジネス経験のあるベテランとタッグを組むことが重要だと思います。アイデアの段階でベテランが乗ってこない事業はそもそも始めるべきではないのかもしれません。

2社目 エクサウィザーズ

2社目はエクサウィザーズというIPOもしている規模のの会社でインターンをさせていただきました。先輩社員の方にメンターとなっていただき、大変学びの多いインターン期間でした。(結構厳しかったですが笑)

学んだこと

・考えるより手を動かす

コンサルタント出身の方が多い企業だったので、僕も「賢くあらねば!」と思い色々な作戦をずっと練っていたのですが、あまり成果に繋がったとは思えません。

1社目で学んだことと真逆のことにはなりますが、ある程度計画ができたら一気に実行までやり切ることが大切だと思います。計画から実行までのサイクルを一周・二周と重ねることで精度も上がりますし、成功する確率も高まるからです。

・know whoを把握する

ビジネスは必要とされる知識がとても多いので、自分一人で解決することはほとんど不可能だと思います。そうした中でスピーディーに施策を進めていくには「誰がその情報を持っているか」を把握しておくことだと思います。そのために、社内の飲み会などで幅広い人とコミュニケーションをとっておくことがものすごく重要だと思います。

次インターンをするなら(自分へのメモを兼ねて)


会社の規模は大きいところ

インターンは言ってしまえば、しばらくはお荷物なのでそれを支えられるくらいの企業体力があるところを選ぶと思います。

施策を早く回す

王道のやり方で施策を早く回すことが大事だと思います。一周すれば次何をすればいいかわかるようになります。王道のやり方を知る方法として、先輩が以前に取り組んだ施策のドキュメントをもらうのが大切です。

コミュニケーションに誘う

ランチでも飲み会でも積極的に誘うのが良いと思います。キャリア相談もできるし、困った時に助けてくれる関係構築ができるからです。

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