見出し画像

来年の作付け 〜農業エトセトラ〜

稲刈りが終わったら、田んぼの片づけ、見ない振りをしていた畑の夏野菜の片づけなどなど次の仕事が目白押しです。
2週間ほどゆっくりしていましたが、来年の資材発注の申込書がやってきて、
弛緩していた頭が正気に戻ったような気がします。

来年お作付けは、今まで作付けしていた米の品種から変更しようかなぁと、
模索中。
今までは冷害に強くて、モチっとした食感の銘柄だったけれど、
私自身は食感がサラッとしたお米の方が好み。
一時期は全国的にモチモチ食感の米が続々と登場していたけれど、
モチモチ食感のお米って、食べ飽きるのも早いのではないかな。
たくさん食べてもらうには、飽きのこないサラッと食感のお米の方が良さそうにも思えます。
自分の好みと、消費者ニーズがマッチするなら、
サラッと食感の品種に作付けを変えようかな〜と
今年の初め頃から悩んでいました。
申込書と睨めっこ。
サラッと食感のお米は例外に弱くて、ちょっと管理が難しそう…
近所で猛暑にやられたりして品質を下げたとも聞くし…
我が家の田んぼで作付けするとなると、約20年ぶりの挑戦となります。
今までは「米農家になるための練習」として、比較的作付けしやすい銘柄を育てていたけれど、食べたい品種を育てられるのも生産者の特権。
そろそろ挑戦の時かも、とも思います。

品種の変更とともに気になるのが、令和5年度で一旦終了となるはずの農業政策が来年度どのように変わるのか、というところ。
現状、組合に参加している身としては、農業政策の転換にも注意が必要なのですが、やれ「増税だ」「減税だ」「異次元の子育て政策だ」といったことは聞こえてきても、農業政策をどうするかは聞こえてこない。

農林水産省のHPに行けば概要は出ているけれど、末端にはどのように降りてくるのかな〜?

来年の作付けを考えるのは楽しみでもあり、悩みの種でもあり。。。
さて、どうしようかしらん?

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?