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『好き×好き』を仕事に

こんにちは!
trip salon un.で訪問美容師をしております大澤宏美です。
un.では教育部としてスタッフの育成や講習などを担当しております!

初めてnoteを書きます。
今回は自己紹介を少しと、なぜ私が今un.で訪問美容師をしているかを綴りたいと思います☻

茨城県出身で、現在も茨城県在住です✄
小さい頃から祖父母と暮らし、おじいちゃんおばあちゃん大好きな子供でした。

3つ上の姉が小学3年生ごろから不登校となり、それがきっかけでとあるカウンセラーさんと出会い、紹介していただいたのが障がい児や心のケアが必要な子供達と参加するキャンプでした。
姉は塞ぎ込んでいた生活から、そのキャンプに参加するようになって少しずつ明るくなり、私も障がい児と関わることで少しずつ福祉へ興味を持つようになりました。

高校2年生の進路を決める頃、ちょうど祖父が闘病の末亡くなりました。
家族が家で介護しつつ、私はほとんど手伝うことができなかったのがもどかしかったのを覚えています。

そこで将来は介護福祉士となる‼︎と進路を決めたのでした。

受験シーズンに本当に偶然見つけた山野美容芸術短大。
ここで介護福祉士と美容師という大きな国家資格を同時に取得できると知り、おしゃれも好きだった私は飛びついて受験しました。

でもそもそも介護福祉士を目指していたのに、なぜ今美容師なのか。。?

私の大きな分岐点は短大1年生の介護実習にありました。
今から20数年前(歳がバレますね) 、実習生として訪れていた特別養護老人ホームで初めてボランティアカットの場面に遭遇しました。

廊下にずらっと並んだご利用者様の先には、無言で鏡もなくブルーシートの上でバッサリカットされているご利用者様の姿。。
男性も女性も関係なく、刈り上げくらい短いヘアスタイルにされているのを見てショックで言葉が出ませんでした。

美容学校に通っていた私にとってヘアカットはもっと楽しくてワクワクしてキラキラしてるものだと思っていたので、その光景があまりにも悲しくて…
 
ご利用者様のなりたいヘアスタイルではなく、介護する側が扱いやすく洗いやすければ良いという理由でほぼ全員がベリーショート。
今ではあまり考えられませんが、当時はそれが普通でした。

その光景を見たことがきっかけで、介護福祉士よりも先に美容師を極めなければ!と思い、卒業後の進路を介護福祉士から美容師に方向転換することになりました。

都内の地域密着型サロンに13年ほど勤務し、そこで美容の基礎や着付け、ネイルも習得し、その後晴れて介護福祉士として特別養護老人ホームで勤務することになります。

出産のため地元に戻り介護福祉士から専業主婦になった時、ようやく自分のやりたいことを見つけるタイミングが来た‼︎と思い、SNSやネットを漁りun.を見つけて今に至ります。

un.のスタッフが訪問美容師になると決めた理由はそれぞれですが、どんな状況や環境であれ目の前にいるお客様を素敵にするという思いはみんな熱く、それに共感し、更にもっと向上するにはどうしたら良いか??を日々考えながら訪問しています。

20数年前に経験したショックな思い出から、un.に入って『どんなに高齢になっても美しく綺麗でいたい』というお客様の気持ちにようやく寄り添えるようになり、少しでも多くのお客様を笑顔にできていたら良いなと思います。

長々と想いを綴ってしまいましたが笑
最後までお読みいただきありがとうございました♡








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