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参考にした1冊の本【家族のケア*親の介護#7】

母に病気が見つかり、仕事と子育ての両立に、両親のサポートが加わり一気に慌ただしくなりました。
父の認知機能が少しずつ弱り始めていたので、母の主治医の先生とのお話には私が同席することになりました。

母の病状を聞き、実家のやるべきことと、私の家族のやるべきことを整理し・・・頭ではわかっていましたが、どう進めようか不安に思っていたころに1冊の本に出合いました。

大西秀樹先生の「家族ががんになりました」という本です。

がんと診断されたからと言って、今日明日何かが起こるわけではない、
ただどうしたらよいかわからず、当時の私はネットを見ていても、悲しい結末を目の当たりにしてしまい、立ち止まっていました。
そんな時に本屋さんで、大西先生の本が目に留まりましたが、今思い返してもこの本に出合えたことで、落ち着いてやるべきことに取り組めたり、気持ちの整理をすることができたと思っています。

特に「がん患者を支える」具体的な方法や、家族や身近な人の精神面に配慮した内容に学びもあり、また幾度となく救われました。
この本がなかったら、ネットの情報に翻弄されて右往左往してしまったり、
私自身の心が壊れてしまったかもしれません。

世の中にはがんにまつわるいろいろな文献や雑誌がありますが、
私は家族として支える立場であればこの本を是非お勧めしたいと思っています。

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