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夏越しの祓

6月も最終日。梅雨を理由に引きこもる日が多すぎた。そうだ、穢れを祓いに行こう。

結婚式でもお世話になった、山内神社に行くことに。有名って聞いたし。むしろ他の神社のことは全く知らない高知初心者。

高知のCMでは、「乗って残そう!公共交通機関」のCMがすごく好き。高校生とかがさも当然って顔で他人の車に乗り込んでくるのシュールすぎ。

ということで、路面電車に乗って山内神社へ。他にも行きたいところがあったので、1日乗車券を初めて買ってみた。

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テレフォンカードみたいなのがもらえるのかと思ったら、まさかのパンフレット型だった。しかも、日付を自分でスクラッチする。確かにこれなら大量印刷してその場で手渡しで販売できる。なるほど。

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とても緑がきれいな神社。反対側のほうがきれいだったかも。

コロナ対策で手水舎の柄杓は撤去されて久しい。直に手を突っ込むのがいいのか、浄めるのを諦めるのがいいのか、どちらがいいんだろう。今は手水舎で浄めるよりアルコールで消毒することが奨励されていると考えると世知辛い。迷った挙げ句、ちょっとだけ手を濡らす。

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出ました!茅の輪!!

茅の輪くぐりって初めてかもしれない。小さい頃ならやったことあるのかもしれないけど、少なくとも物心ついてからやっていない。これはやらねば。

一礼して、左、右、左の順に8の字を描くように茅の輪をくぐる。「水無月の なごしのはらえする人は 千年の命 のぶといふなり」と唱えるのも忘れない。神道行事に全然詳しくないけど、隣に丁寧な立て札があったから1人でもなんとかなった。

もちろんお詣りもしっかりする。二礼二拍手一礼ぐらいはちゃんとわかる。

最後に1枚だけ写真を撮らせていただく。撮ってもいいか迷ったけど、結婚式のときに散々撮ってもらったし撮っていいと言われたので、せめて中が見えないように1枚だけ。

さぁ、夏越しの祓といえばもう1つ、やってみたいことが。

「水無月」ですよ!!

関西出身のくせについ最近まで存在も知らなかったけど、水無月という名前の和菓子のこと。

推しサイト、暦生活ではこのような説明が。

夏越の祓の日、京都を中心に関西では「水無月」という和菓子をいただく風習があります。
水無月とは、氷を表した涼しげな和菓子。本格的な夏の暑さが到来する前の暑気払いとして、昔から親しまれてきました。

「高知 水無月」で検索をかけるという雑な手段で確実に水無月を売っているお菓子やさんを発見。1日乗車券を使い、高知駅前まで路面電車で移動。

住宅地の中だから本当にあるのか!?と不安だったけど、無事辿り着く。福留菊水堂さん。店内を見る限り、茶道のお客さんが多いのかも。

水無月と、せっかくなのでかわいらしい見た目に惚れて撫子という練り菓子も買う。

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かわいいー!

食べるの楽しみー!!

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