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高知と神社、そして紙垂

11月3日、近所をお散歩していると、どこからかお祭りの音が。神社とかお祭りとか面白そうなので、音の発生源を探して少し歩く。

そこには天狗の姿が!

正確には、天狗の面をつけた人(?)を先頭にちょっとした行列が行進していた。特に近所の人が見に来ている感じでもなかったので、たぶん神社行事の一環であって、観光とかイベントとかではないんだろう。天狗(?)以外にも神職っぽい人やスーツの男女もいてなんだかちょっとカオス。小さな神輿も続いたんだけど、感染症対策か、なんと軽トラの荷台に乗せられていた。神輿、オン、軽トラ。伝統はこうして時代に合わせて変遷していくのだ。

気になったのは、近所の家のポストやカーブミラー、橋桁なんかに紙垂が刺さっていたこと。紙垂(しで)、名前は調べた。神社とかによくある和紙でできた白い飾り。岡山県神社庁のQ&Aに載っていた。

Q.注連縄(しめなわ)に付けてある紙は何ですか?
A.注連縄(しめなわ)には紙で作った飾りがついています。これを紙垂(しで)といいます。注連縄と紙垂は、ここからが神様に近い、神聖で清浄なところであることを示しています。https://www.okayama-jinjacho.or.jp/shinto/qa/

どこで見ても、紙垂って白いし、日本全国どこでもそうなのかと思っていたら、土佐では違いました。

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白黒。まじか。

「紙垂 白黒」でネット検索かけても、Twitterのつぶやきしか出てこない。どうやら白黒じゃなくて、白と、紺色とか青色とか青系統らしい。よくよく見ればたしかに青いかも?

仏教の宗派も全然違うし、神道もなにがしか違うところはあるかもしれないとは思っていたけれど、こんなに目に見える形で違うとは。そもそも、このカラーリングの紙垂は高知県内全域で見られるのだろうか。愛媛香川徳島は本州と同じ真っ白の紙垂なんだろうか。気になる〜。

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