「どんな1年でしたか?」
大晦日。1年の終わりと新たな1年の始まりを寿ぐ日。
「どんな1年でしたか?」
問われたのはクリスマスを間近に控えたある日。
「自分を見直す1年でした」
口から飛び出した言葉は、フィルムのように1年の情景を切り取って映し出した。
春に別れ、夏に出合い、秋、冬と進み続けた。
直感を指針に続けた目的地のない旅は、私に数多の出合いをもたらした。
好きなことを気の向いたタイミングで思いついたままにやる。
見えなくなっていた自身の「好きなこと」を掬い上げたこと。これが1年の集大成と