天外者たちが伝えてくれたこと。

地球温暖化、戦争、核開発など地球がどんどん傷ついている…人々が傷ついている…。
天外者が望んだ平和な世はいつ訪れるのだろう?

日本には、明治の世に五代友厚という人が大阪経済を立て直すために世の中のために奔走していました。
五代友厚は、私利私欲ではなく、利他の精神を持って"100年先の未来のために"生涯尽くしました。
そんな五代友厚を描いた映画『天外者』。
俳優の三浦春馬さんが演じました。

監督の田中光敏さんは、映画を撮る前に三浦さんに求めたことがあります。
「『今だけ、金だけ、自分だけ』そう思っている人がたくさんいる。その対極にいる、今ではなく未来を考え、お金以外の価値観や利他の心を持った主役を演じて欲しい。そういうことが必要になると映画で伝えて欲しい。」
三浦さんは、田中監督の想いをしっかり受けとめ、全身全霊で五代友厚を演じました。
まさに、三浦春馬さんが五代友厚のようでした。
大阪商工会議所で不満が爆発している大勢の商人相手に
「俺には、100年先の未来が見えておる」
「文句があるもんは好きなだけ言え」
「大切なのは目的だ」
と、スクリーンから飛び出るほどの熱弁を奮っておられました。

三浦さんは、『天外者』の他にも『ブレイブ-群青戦記-』で松平元康を演じ、未来から来た高校生に、
「男も女も老人も子供も笑って暮らせる泰平の世を作りたい」
と五代友厚と同じようなセリフを言っています。
また、三浦さんが熱意を持ってローラ役を演じた『キンキーブーツ』の作品のテーマは、「他者を受け入れる」
です。

このように、三浦春馬さんは、後世に大切なメッセージを伝える作品に導かれるように出演しています。

私たちは彼を通して学んだこと

『今だけ、金だけ、自分だけにならない』
『利他の精神』
『他者を受け入れる』

利他の精神で互いを受け入れれば、争いなどなくなるはずです。
ちょっと相手の話しに耳を傾けて聴いてあげればいいのです。

今年は、五代友厚が亡くなってから137年です。
三浦さんが亡くなってから2年経ちました。

今は、日本の未来のために一所懸命だった彼らの望む世の中でしょうか。

それぞれの時代を駆け抜けた天外者たちの一所懸命だった生き様が伝えてくれたことを心に、よりよく生き、次の世代にもその想いを繋げていくこと、それが私たちの出来ることです。

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