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みな自分のことで忙しい

みな自分の問題を先に解決することで忙しい。

しかしそこには罠がないだろうか。

人生の大きな罠がある。

人は、その罠に落ち込んでしまったら身動き取れなくなる。

考えが固まってしまう。

他のことが考えられず、頭がいっぱいになる。

そして狭い世界から物を見ることになる。

その状態が苦しければ、苦しみから物事を見ることになる。

しかしその状態は人生のうちのほんのわずかなものでしかない。

人生はもっとおおらかで限りない恵みをもたらすものである。

いま「自分が先」、「人のことは後」というのが常識になっている。

しかし人は自分のことだけに必死で頑張れるだろうか?

自分のことを解決するのはもちろんのこと、他人のことも少しは考えに入れた方が自分のことも解決しやすいのではないだろうか?

自分の抱えている問題は他人も抱えていることが多い。

自分だけじゃないんだと考えた方が楽になれるのではないか。

そして結局自分のことを解決するということは、他人の問題も解決することになる。

他人の問題も解決できるスペシャリストになれる。

そうすれば、身動き取れない状態に戻ることはない。

皆をサポートできるようになれば、皆がその人生の罠にはまることがなくなる。

結局、その人は他の人をたすけることになる。

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