コットンテール
一部ネタバレあり。
上映3日目、母と一緒に鑑賞。
最初は親と観に行くような映画ではない。
そう途中、目を逸らしたくなるシーンもあった。
が、この映画の後の余韻は後から始まるようだ。
誰かと関わり、また同じ人と向き合う時に感じる瞬間。
映画のミルクティーがそれが全てを包み込んでくれる温かさを感じた。
それでも人は関わりを求めている。
1人になって、じっくり余韻を浸っていると
今まで私に関わってきてくれた人達の事を思い出していた。
映画館で飲んだものが、
たまたまミルクティーだった。
それは小学生の頃、友達と寒い中自動販売機で買って笑っていた。
あの幼少期の私もあんなに笑えていたんだ。
もう会う機会もない友人がその時は何も知らないまま、あの時間が全てだった。
今、ペットボトルで内容量が減ったミルクティーに目を向ける。
時代が現在になっても、好きな物は変わらない事もある。
母が居てくれるだけで、映画も1人で見た時よりも何倍にも私の心に残っている。
一緒に映画を観れてとても嬉しい気持ちになった。
1人になった時、ふと涙が流れてきた。
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