できない理由をまず考えてしまう性格
先日夫から
「海外出向の話が会社で出たけどどうする?」
と言われました。
突如スケールの大きな話をされて
「何も考えなければ行きたいけど、、、」
としか言えませんでした。
そう、何も考えなければ海外で暮らす、という人生の財産にもなりそうな貴重な体験を1度はしてみたいです。
ですがすぐに
「はい行きたいです」
と言えるほどの即決力やフットワークの軽さは私には到底持ち合わせていませんでした。
・海外経験は夫婦ともに少ない
・夫婦ともに中学英語レベル
・住む場所が極寒な場所(寒いの大の苦手です)
・私のワンオペは間違いない
・直行便では行けない
・知り合い皆無
・日常生活が大きく変わってストレスすごそう
・医療費高い
・3年は短いようで住んでみたら長いだろう
・手続きとかとにかくめんどくさそう
などなどできない理由を気付けばたくさん挙げていました。
なので私の答えとしては
「何も考えなければ行きたいけど、色々考えるとこのまま日本にいたい」
が本音でした。
海外に住めるチャンスなんてこんな時にしか訪れないだろうに。
行かなければ得られない体験や出逢い、感情もたくさんあることは頭では分かっているんです。価値観だって大きく変わるかもしれません。
でも自分の性格などを考えたら絶対精神的に参ってしまいそうだなって。夫婦2人ならまだしも今は子どももいるしそれを考えると尚更踏み出せないことです。
こういう石橋を叩いて渡る慎重派な性格のところが人生を豊かに出来る人とそうでない人の違いなんだな、と若干落ち込みました。
幸い(?)この話は夫だけに提案された訳ではなくて部署の人複数に聞き取りをしていたようなので行く可能性としてはそこまで高くなさそうです。
ですが今回夫からこの話をされてからは改めて日本って住みやすいし、四季があってご飯も美味しいし、言葉が通じるし、すぐに家族や友達にも会えて今の生活が送れていることってとても恵まれているのだなぁと気付かされました。
できない理由をたくさん挙げてしまったけれどそれによって今の生活がいかに恵まれているか自分に叩き込めたいいきっかけにもなりました。
本当「足を知る」だな。
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