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カンジダ感染症について

こんにちは。
今回は、妊婦さんにとって身近な問題の一つである「カンジダ症」について

カンジダ症は、妊娠中や産後、特に感染しやすい疾患です
もちろん妊娠してない時も感染します。

誰にでも感染する可能性があるので
皆さん、気を付けていただけたらと思います

私も妊娠中、そして産後、とても悩まされました
免疫力が落ちていたせいか
治っても直ぐに発症を繰り返していました( ;∀;)
どうして、私が繰り返しカンジダ症に悩まされたのか
どうやって、カンジダから卒業できたのかも含めて
お話ししたいと思います

【原因】
膣カンジダ症は、カンジダ菌という皮膚や腸、膣の中にいる常在菌が
膣の中で増殖することで起こります

一般的には

免疫力の低下
抗生剤の内服による善玉菌の減少
石鹼を使って外陰部を洗いすぎること
( たまに、膣の中まで石鹼で洗っている方もいらっしゃいますが
どんなに痒くてもそれはやめてください‼
膣の中の善玉菌が減ってしまい、カンジダ症が悪化してしまいます )

妊娠中はホルモンバランスが大きく変化します。
このホルモンの変化が膣内の㏗バランスをくずし
カンジダ菌の増殖しやすい環境になり
カンジダ症のリスクを高めます。

【カンジダ症の症状】

強い痒み
白くてヨーグルト状のおりもの
外陰部の赤みや腫れ
排尿時の痛みや不快感

これらの症状が見られた場合は、早めに医師に相談してください

【カンジダ症の予防法】

デリケートゾーン専用ソープを使う(洗い方も気を付けて)
通気性の良い綿素材の下着を選ぶ(布ナプキンも効果的)
シャワー後はしっかりと乾かす
甘いものや炭水化物の摂取を控える(カンジダは甘党)
ストレスを溜めず、十分な睡眠をとる
体を冷やさないようにする

すごく基本的な生活を整える内容ですが
免疫力を高めることが重要になってきます

カンジダ症になってしまった場合、
適切な治療を受ければ症状は改善します。

思い当たる症状があれば
先ずはお医者さんに相談しましょう

【カンジダ症の主な治療】
真菌薬:膣錠やクリームなどの外用薬を使用します。医師の指示に従って使用しましょう。
経口薬:場合によっては経口薬が処方されることもありますが、
★妊婦さんは使用できない薬もあるため、必ず医師に相談しましょう。治療中は自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従って最後まで続けることが大切です

アロマを使って予防することもできます^^
布ナプキンやおりものシートなどにティートゥリーオイルを1滴たらして使用すると予防になります。
その他にも

こちらは膣洗浄のジェルですが
乳酸菌入りなので、膣の自浄作用を高めてくれます


こちらは生理食塩水で洗うタイプ
おりものが多い時や、生理の終わりかけにすっきりしたいとき
などに良いようです


どちらも
カンジダの予防になるだけでなく
においや おりものが、気になる時に使っても良いと思います


さて、ここからは私のお話です
私は元々看護師として夜勤などのある病院に勤務していました
三交代の仕事だったので、夕方まで勤務した後に、また夜中からの仕事などもありました
その働き方が、自分には合っていなかったのだと思います
病気になったわけではないのですが、毎日体がだるく
少しでも横になりたいと、いつも思っていました

そんな中、風邪をひいて抗生剤を飲んだ後から、カンジダ症を発症しました
とにかく痒く、病院で膣錠を使って治療してもらいましたが
またすぐに症状が出てきていました

繰り返すカンジダ症が原因なのか、体調が悪いことが原因でカンジダ症になっているのか、もう分からないくらいでした。

微熱が続き、またカンジダになりいつもとは違う婦人科を受診
今までの先生は、洗浄して膣錠を入れたらそれで終わりでしたが
その先生は、
「3日後また来てね、菌の量をみて、また必要ならお薬使いますから」
と言われて、毎回顕微鏡で菌の量を確認してお薬を使ってくれました

3週間ほど通って

先生からも、「もう大丈夫でしょう」という言葉もいただいて
私は、明らかに体が楽になるのを感じました。
仕事を辞めて睡眠も整いストレスもなくなったこともあり、
それからは微熱もなくなりました^^

婦人科の先生でも、知識の量が違うことを実感した出来事です

繰り返すカンジダは、菌の量が充分に減っていないことが原因の一つかもしれません。
繰り返すときは病院を変えることも大切だと思います
そしてストレスや、生活習慣がほんとに関係していると実感しました

その後
子育て中に、睡眠不足や疲労感、ストレスを感じているときに
同じ様な症状になやまされました
この時は子供がまだ小さく、我が家は転勤族で
周りにサポートしてくれる人もおらず、中々病院に行けなかったので、最初の受診の以降は、市販薬のお世話になりました。

市販薬は、再発でないと購入出来なかったり
薬剤師の説明を聞く必要があったり
と、制約もありますが
最近はネットでの購入ができるところもあるようです

痒みが強くても、すぐに病院に行けないことは
とても辛いものです。

最初から市販薬を使うことはできませんが
何度も経験がある方は、市販薬も選択肢に入れられても良いと思います

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

自分の心と体を労わって
何よりも自分を優先順位の1位にしてくださいね


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