見出し画像

僕の好きな街、滋賀県草津市

今日はいつもとは違う事を書いてみる。
なんとなく文章を書きたい気分だったが、ライブのネタがなかったので、
応募のとこにあった「この街がすき」で文章を書いてみる。

僕が好きな街は滋賀県草津市だ。出身は九州の佐賀県だが、大学は立命館大学の滋賀キャンパスだったので、大学時代は滋賀県草津市で過ごした。
と言っても私はまだ、大学生なのだが。今は休学して東京で暮らしている。

滋賀県草津市は3年間過ごした。3年前、立命館大学に合格した日はとても興奮したのを覚えている。なぜなら立命館と言えば京都に住めると思っていたのだ。しかし蓋を開けてみると、滋賀キャンパス。友達からのディスりも止まらない。
いざ、住んでみても、なんか佐賀と変わらないような雰囲気。ちょっと滋賀にコンプレックスも覚えた。

そんな私が滋賀県草津市を好きになったきっかけは、UVERworld発祥の地が滋賀県草津市と知ったことだ。UVERworldは僕が1番好きなバンドだ。滋賀県出身なのは知っていたが、草津市出身なのは知らなかった。

そこからは、滋賀県草津市にとても愛着が湧くようになってきた。「ここでUVERworldは青春を過ごしたのか」と思いながら自転車をこいだりとか、「UVERworldのTAKUYAがここでランニングしてたのかな」と思いながら自分も国道沿いを走ってみたりとか。
UVERworldのボーカルTAKUYAは毎日10キロ走るのが日課なので、それをマネして自分も走る習慣をつけた。ランニングは大の苦手だったが、TAKUYAに憧れて毎日2.3キロほどだが走った。今ではランニングが大好きで、ランの合計は270キロを超える。滋賀県草津市は僕のランニングの原点となった。

1つ好きになるきっかけが生まれると周りの物にも愛着が湧いてくる。

立命館滋賀キャンパスは駅から大学までがとにかく遠い。歩いて30分、自転車で行っても道中上り坂だらけなので20分くらいかかる。最初はとても嫌気がさしていたが、通学時間が長くなったことで、友達と話す時間も自然と増える。よく通学時間に教授の悪口言ってたな。帰り道は下り坂なので一気に自転車で下り坂を駆け、風を切るのがとても気持ちよかった。

滋賀県草津市の人の温かさもとても好きになった、
僕は肩こりが尋常じゃないほど酷いので駅の近くの整体によく通っていた。そこではスタッフさんはいつも優しく楽しく接してくれた。コロナの影響によるリモート授業で学校に通わず一日中1人で過ごすような時も整体に行って先生やスタッフさんとお話をする。コロナ禍の中、あの整体で過ごしていた時間は貴重な時間だったと感謝している。
飲食店なんかでも、店員さんはとても親切に優しく接してくれる。関西の店員さんは店を出るときに「ありがとうございました」ではなく「おおきに」と声をかけてくれる店がある。これは関西でしか味わえない経験だった。

また、滋賀県草津市では9月にイナズマロックフェスが開かれる。
滋賀県出身の西川貴教さんが主催の音楽フェスだ。
私は去年、このフェスに行ってきた。とても思い出に残るフェスだった。
滋賀県や関西にゆかりがあるアーティストが多く出演する。もちろんUVERworldも出ていた。
このフェスの面白い特徴はアーティストとアーティストの間にお笑い芸人のステージがあることだ。普通音楽フェスはアーティストとアーティストの間は音の準備やステージ準備が行われる。しかしイナズマロックフェスはその時間をお笑い芸人のステージとして活用し、観客に待っている時間も飽きさせない工夫がされている。飽きさせないというか、むしろそのお笑い芸人のステージすら1つの楽しみになっていた。
イナズマロックフェスの大トリはT.M.Revolutionさんのステージだ。私はそこで衝撃的な光景を目にした。
HIGH PRESSUREという曲だった。観客の人達みんながダンスを踊っているのだ。みんなそれぞれに違うフリではなく、皆同じフリ。おじさん達から本当に小さな子どもまで皆踊っている。このフェスに参加する滋賀県民の多くの人がHIGH PRESSUREを踊れるそうだ。
イナズマロックフェスは滋賀県民の誇りのフェスだそう。滋賀県民は本当に滋賀が好きなのだなと心から思えた瞬間だった。

最初はコンプレックスとも思えた、滋賀県草津市。でもUVERworldの発祥の地と知り、そこから周りのあらゆる場所・風景・人が好きになった。

ランニングは東京に住んでる今でも続けている。
いつかまた、滋賀県草津市の国道沿いをランニングしたいな。その時は
10キロ走れるくらいの体力になってるといいな。


#この街がすき

この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?