2つのヴァイオリンのための協奏曲
BWV1043 第1楽章 / J.S.Bach
《エクトールでの学び》
● バロック時代において、バッハ家は音楽家の名門として知られていました。同様に、フランスではクープラン家が音楽家の名門として知られていました。
● ジャン=セバスチャン・バッハは、ラテン語やギリシャ語などの幅広い教養を身につけ、ヴァイオリン、チェンバロ、オルガン、声楽、作曲を学びました。
● 彼は他の作曲家について非常に豊富な知識を持っており、この協奏曲は3つの楽章から成り立っています。また、コンチェルト・グロッソのように、独奏者はしばしばオーケストラに組み込まれています。
● 第1楽章はフーガの提示部から始まります。
Lautten Compagney(ラウテン・カンパニー)
ベルリンを拠点に活動する、ピリオド楽器(当時の楽器)アンサンブル。
バロック音楽やルネサンス音楽を中心に、現代音楽やポピュラー音楽までも古楽器で演奏してしまいます。音楽の新たな魅力に出会えます。
《カイエでの学び》
● 旋律的なフレーズを歌いましょう。調性や異なる短音階、増2度と減7度の音程を見つけましょう。
● 第2ヴァイオリンが演奏する主題と通奏低音を覚えて、楽譜に書きましょう。
本の助けを借りて、アルトパート(※ヴィオラはアルト記号)を追加しましょう。それをト音記号に書き換えましょう。
3声(第2ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音)を演奏してみましょう。
第2ヴァイオリンのパートを5度上に移調しましょう。
歌ったり、楽器を演奏したりしてから、移調した楽譜に書きましょう。
主題のさまざまな提示方法を、スコアで見つけましょう。
終止形の和声進行を演奏しましょう;それらを演奏し、歌い、即興演奏してみましょう。
● コード記号(通奏低音の数字表記)を使って、アルト声部を書いて、和声を完成させましょう。3声で歌い、非和声音を使って、対位法を豊かにしましょう。
終止形(Cadence)
完全終止形(Cadence parfaite): V - I
プラガル終止形(Cadence plagale): IV - I
半終止形(Demi-cadence): I - V
変終止形(Cadence rompue): V - VI
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